北海道へは2度行きましたが、景色が大阪とは全然違います。
感動の嵐でした。
私が感動した風景や場所などをランキング形式で書いていきたいと思います。
第5位 『風』が強い富良野
私のバイクツーリングは基本的にテントとシュラフを持っていきます。富良野でもテントを張って寝たんですが、もう風が強くて風音がうるさくてあまり眠れませんでした。
朝起きたら風はおさまっていましたが、夜の風は恐怖すら感じました。
第4位 温泉
印象に残っている温泉は4つ。
オンネトー湯の滝。
キャンプ場からほど近いところにあり、当時は無料でした。
温泉は山道を少し登るのですが、夜に私が行った時は、山道の登り口近くにある池のような所に先客がいて、私も迷うことなくそこに入りました。脱衣場も何もなく、お湯の温度もぬるくて少しおかしいな、と思いましたが入っていたんです。すると先に入っていた人が「何かがつっついてくるっー」と叫んでいたのが印象に残りました。
上から温泉に入っている人が声をかけてくれたので、素っ裸で山道を登り、本来の温泉へ。
後日バイク雑誌を読むと、池のような所には誰かが”ピラニア”を放った、という記述がありました。普段なら『そんなばかな』と思うところですが、あのとき「何かが突っついてくる」という叫びを聞いていたので、ゾッとした次第です。
カムイワッカ湯の滝
知床にある無料の温泉。駐車場から岩山のような所をお湯が流れていって、トレッキングのように登っていきます。それはもうヌルヌルで滑ること。ツルツルしながらもお湯と岩山の境界付近を歩くと滑りにくい、という事を発見しなんとか温泉に到着。しかしそこはみんな水着を着用して入っているため、流石に真っ裸で入ることはためらわれたため、温泉には入らずに断念。下りでお湯との境界を慎重に下っていると、下から女子大生らしき4人組がツルツルしながら登ってきました。キャッキャキャッキャ言いながら登っているので私が「お湯との境界を選んで登ると、滑らな・・アッー・・・・・・・・」。
そう、”滑らへんで”と言おうとしたら、私が思いっきり滑って2メートルほど滑落しました。怪我は無かったのですが恥ずかしい思い出です。
二股温泉
この温泉は混浴でした。泉質がラジウム泉で、1時間ほど入って、部屋に変えると体がすごく重くなって、そのまま2時間ほどぐっすりと眠りました。
目が覚めると非常に体の調子がよく、調子にのって何度も温泉に入りました。
長期の湯治客が多いようで、私のように1泊の客は少ないようでした。
宿の周りは何もなく、お昼ごはんは(有料で)うどんをいただきました。
将来、どこか体の調子が悪くなったら必ずこの温泉に行こう、と決めています。
五色温泉
ニセコにあります。
男湯・女湯に分かれていますが、奥の扉を開けると露天風呂があり、そこは混浴。
なにも隠すものが無い場所の露天だったので、昼に入ると登山客から丸見えです。
開放感があるのは良かった。
第3位 舗装路から何の注意喚起もなくいきなり未舗装路
美瑛に行った際、きれいな丘を眺めながら、国道から外れた道を軽快に走っていたら、急に未舗装路に。その時スピードメーターは100km/hを指していました。
瞬間、”大怪我する”と思いましたが、未舗装路の割に悪路ではなく、凹凸が無かったため、大事に至りませんでした。周囲に車も通行人もいなかったのも幸いでした。ブレーキだけはかけたらあかん!!と咄嗟に判断できたのも良かったのでしょうね。
くれぐれも法定速度を守り、安全運転をしましょう。
第2位 どこまでも一直線の道路
余程のことが無い限り、通行料も少なく、道路はアップダウンを繰り返しながら一直線。最初は感動に涙を浮かべるくらいでしたが、それが続くと眠気がきます。
居眠り運転にはご注意ください。
第1位 「モトとレール」
もう運行はしていないようですが、22年前はこの「モトとレール」というバイクを積める寝台特急で往復したこと。
往きは大阪駅でバイクを積んで行きます。大阪駅構内まで荷物専用?のエレベータを使って登り、駅のホームをバイクを押してバイクを積む車両まで移動。
バイクを積んだ後、寝台列車に乗り込み北海道へ。函館駅でバイクを降ろし、これまた駅構内を押して出ます。
帰りはこの逆。
どちらも夕方に出発して朝方着く、という工程だったと思います。
こんな貴重な経験は忘れられません。
また、往きの列車は青森の無人駅で臨時停車。北海道の木古内で大雨が降ったらしく、約12時間止まりました。これも貴重な経験。
楽しかったです。
終わりに
私が行った2度とも8月に行ったのですが、夏にも関わらずライダージャケットを着ないと寒いくらいの気温でした。
北海道は地元の人の言葉も聞き取れるし、人も温かい方が多かった。
今度は日にちをかけて北海道一周をしてみたいです。