普段、何気に使っている言葉で、ふと考えてみると『この言葉、万能やな』と思う言葉があります。
その中で【ちょっと】という言葉があります。
なぜ『万能』だと思うのか見ていきたいと思います。
数量を表す
この場合の『ちょっと』は”少しの量”という意味合いがありますね。
”ちょっと”しかない・・・・”少しの量”しかない
”ちょっと”多い・・・・・・”少し”多い
という具合。
”ちょっとだけ”や”あとちょっと”という場合も『少しの量』という言葉に通じますね。
時間を表す
この場合の『ちょっと』は”少しの間”という意味合いがあります。
”ちょっと”待って・・・・”少しの間”待って
”ちょっと”遅れる・・・・”少しの間”遅れる
”もうちょっと”や”ちょっと席を外します”なんかもそうですね。
その他
その他、いろんな使い方があります。
”ちょっと”いいですか?”
”ちょっと”ごめん(すいません)
”ちょっと”どうなってんの?
ザ・タッチの「ちょっと、ちょっとちょっと」もこれに入るかな?
”ちょっと”待ってーや!
”ちょっと”わからない
などなど。
使い方によって色んな場面に出てくる『ちょっと』。
人によっては、緊張した場面で頻繁に『ちょっと』が出てきます。
言い方によっても『ちょっと』にいろんな意味合いを持たせることが出来ます。
『ちょーっと難しいですかねぇ』って言えば、頑張っても無理そうかな、というのが伝わるし、強めに『ちょっと!!』と言えば、怒っている(または注意している)事が伝わります。
自慢する時や惚気ける時に『ちょっとねぇ〜』なんて言えば、(少しイラッとしながらも)ほのぼのすることもありそうです。
日常的に使っている言葉を少し見つめ直してみると、面白いですね。