私は『電話』が苦手。
正確に言うと『通話』するために電話をかけるのが苦手。
それは私が中学生の頃になりますが、仲の良かった女子に電話をかけたときのこと。
当然、その頃には携帯電話なんてものは無かったので、家の固定電話にかけるわけですが、思春期の、それも女の子を持つ家庭では、電話がかかってくるとまず親が出てきました。
もともと人と話すことが得意でない私は、『大人』と喋ることに非常に緊張したことを覚えています。
こちらが『娘の同級生の男友達』と分かると、たいていは不機嫌な声音で対応され、ぶっきら棒な口調になり、取り次いでくれないこともありました。
それが原因かどうかは分かりませんが、それ以来電話をすることに抵抗があり、電話から距離をとって生活していました。
ですので、『電話をかける』ことだけでなく『電話を受ける』事も苦手になり、社会人に。
社会人生活が長くなるにつれ、仕事上の電話をかけることも受けることも、緊張せずに出来るようになりましたが、それでも苦手意識は払拭できていません。
そこにスマートフォンが普及してきて、私にとっての救世主的アプリが登場しました。
それは『LINE』です。
電話嫌いな私は、この『LINE』を使って殆どの用件のやり取りをしています。
相手が読んだかどうかも『既読』がついて分かるし、ほぼそれで用件が済んでしまいます。
どうしても、という時は電話をしますが、かける回数はかなり少ないと思います。
Zoomは苦手意識がないので、相手の顔が見れないのと、相手が何しているかわからないのに、電話をかけても大丈夫か?という不安もないのが良いのかもしれません。
(今では親交のある友人でも、LINEで『今から電話してもいい?』と送ってから電話しています)
電話は緊張するし、かけるときに気を使うのが苦手なんです。