仕事復帰して、今週はずっと大阪の本社に出勤し、通勤などで1日12,000歩ほど歩いたので、尋常ではない疲れに見舞われています。
昨日、出向先へ出向いて、同僚と雑談したときのこと。
話題は入社間もない若い社員の話になりました。
そこで話題にしたのが入社3年目のKくんのこと。
Kくんが以前行っていた客先の仕事を入社2年目のYくんに引き継ぐので、間に入って私は話を聞いていました。
Kくんが客先の仕事内容を話してくれて、資料も揃えてくれていたので、仕事自体は問題なく引き継げたかな、と思ったので、私が
「客先に行くのに、最寄り駅はどこになるかな?」
と聞いたら、Kくんはキョトンとし、
「あの〜、スマホで検索しながら行っていたので、駅名は覚えてないです・・・」
と、私の想像の斜め上を行く返答が。
降車駅の駅名が分からないなんて、ちょっとジョークを言ってるんかな、とKくんの顔を見ますが、彼は至って真剣。
大阪方面から客先に行くには、JRを使うか阪急電車を使うかで、降車駅名が異なります。そこからバスに乗っていくことになりますが、降車駅によってバスの本数が違うかもしれず、降車駅名は重要。
なんとかKくんに思い出してもらおうと、
「いや、大阪駅から乗った?梅田駅から乗った?」
と問いかけますが、全く覚えていない様子。
そうかぁ、今は改札もICOCAなどを使えば、なにも気にせず通過できるし、目的地を意識せずに電車に乗ることができますもんね。
私ら世代だと、路線図を見ながら目的の駅までの運賃を見てから、切符を買って乗り込んだから、駅名などは記憶しているんです。
そんな意識でいるから、Kくんが駅名を覚えていない、というのが全く理解できないのです。
とまぁ、そんな話を同僚に話題を振ると
「あぁ、それ、私の娘も同じ事を言ってた」
と同僚のNくんが言います。
Nくんの娘さんとの会話
Nくん「〇〇高校まで何(何の電車)で行ったんや?」
娘さん「電車で」
Nくん「電車は分かってるわいな。どの電車で行ったんや?近鉄か?JRか?」
娘さん「えっ?近鉄って何?」
Nくん「近鉄電車の事やないか」
娘さん「近鉄電車って知らん・・・」
Nくん「そんな事ないやろ。何度か乗ってるで。京都駅から出てるし」
という具合だそう。
それを聞いてもまだ私はそんなことがあるなんて信じられません。
同僚のSさんも息子さんが中学生の時はそんな漢字だったみたい。
ただ、中学生くらいならそんなこともあるか、と納得できますが、さすがに高校生以上の者が、電車の種類が分からないなんて・・・・。
Sくんの息子さんとの会話
Sくん「目的地まで何(どの電車)で行った?」
息子さん「電車で」
Sくん「電車は分かってる。どこから乗った?」
息子さん「駅から」
Sくん「当たり前やないか。バス停から電車には乗られへんやろ。何色の電車に乗った?」
息子さん「そんなん色なんて見てへん」
と、こんな感じだったそう。
電車の種類を気にせず電車に乗る時代になっているんですかねぇ。