毎朝通勤時にラジオを聞きながら車を運転しています。
そのラジオ番組『笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ』で、リスナーと話をするコーナーがあります。
昨日の朝、そのリスナーと話をするコーナーで、北海道登別に住んでらっしゃる方が出ていました。
そのコーナーの最初の一言が決り文句で、笑福亭晃瓶(笑福亭鶴瓶さんのお弟子さん)さんが
「〇〇さん、何してたん」
というセリフから始まります。
たいていの方は、
「30分前からラジオの前で待ってました」とか「ドキドキしながら待ってました」、「洗濯物を干して一息ついていました」など、さまざまな『何してた』が聞けます。
今日の方は、
「何してたん」
のセリフに
「ゴミを投げてきました」
と答えてらっしゃいました。
ラジオ番組はその言葉に反応せず、すぐに違う話題に入っていきました。
京都の番組なので、北海道のリスナーさんというのに反応していたと思います。
私は聞いていて
「ゴミを投げていました」
が気になって気になって仕方がありません。
素直に受け取れば『ゴミを投げる』⇒ゴミ箱に投げつける、という光景を思い浮かべますが、ラジオの番組で、それも素人さんがそんな事をわざわざ言わないだろう、と推測し、ひょっとしたら『ゴミを捨てる』事を『投げる』って言うんかな?といろいろ想像してしまいました。
職場に着き、早速『北海道 ゴミを投げる』で検索してみました。
すると、私の想像通り『ゴミを捨てる』事を、北海道では『ゴミを投げる』というそう。標準語だと思っている方もいらっしゃるそうです。
方言ということですね。
そういえば私も以前にこういう記事を書いていました。
関西では『ゴミを捨てる』を『ゴミをほる』、『ゴミを捨てといて』は『ゴミほっといて』と言います。
面白いもんやなぁ、と朝からほのぼのとしました。
方言って良いもんですね。