私の年代は、小学校・中学校時代には『左利き』の人はもれなく『右利き』に矯正されていました。
唯一、左利きを矯正されなかったのは野球をする時、という印象です。
ですので『左利き』を目にする事が非常に少なかった。
字を書き時・食事をする時・文房具を使う時など、周囲は『右利き』ばかり。
なぜ『左利き』は矯正されたんやろ?と疑問に思いました。
いろいろググってみましたが、どうにもハッキリとした理由が見当たりません。
『古き悪しき慣習』である、という印象です。
私が35歳になった頃からポツポツと『左利き』の人たちを見かけるようになってきました。(ここで言う『左利きの人』は、矯正されない『左利き』の人たちを指します)
日本では人口比率でいうと、(左利き)1:9(右利き)の割合のようです。
私の勤める会社では(左利き)3:7(右利き)の割合の印象です。
ですから、『左利き』を目にする機会が多くなってきました。
そして『左利き』の人たちと話をしたり、仕事を一緒にしたりすると、素晴らしい方が多い、という事を知ります。
私の『左利き』の方たちの印象。
・発想が豊か
・芸術的センスが際立っている
・整理整頓ができる
です。
『発想が豊か』という面では、個人の資質によるところが多いかもしれませんが、周囲の意見とは違う角度からの考えを提案してくれます。
世間話をしていても、その違いや切れ味を実感できます。
『芸術的センスが際立っている』という面では、『左利き』の方たちは絵を描かせると非常に上手い。私が絵を描くことが下手なことを差し引いても、上手い。
音楽に関しても才能の豊かさが見れます。
カラオケでの上手さや、楽器を演奏する時の上手さが際立っています。
『整理整頓ができる』という面では、目を見張るものがあります。
机の引き出しを見せてもらうと、芸術的な整理がされており、とても見やすい。
私はと言うと、机の中は他人には見せられません。後から後から上に入れていくので、古い書類を探すのは一苦労です。
これらの印象は私を取り巻く『左利き』の方たちの印象です。
ですので、世間の『左利き』の方たちに当てはまるかどうかはわかりません。
ですが、私の周囲の『左利き』の方たちは高確率で上記の面が見れます。
特に『芸術的センス』については、”左利き特有”のものなんではないか、と思えるほど。
私は『発想は貧困』で、『芸術的センス』は無く、『整理整頓』は全く出来ません。
そんな私は『右利き』です。それも『左利きに憧れる右利き』です。
なお、『右利き』の方にも『発想は豊か』で『芸術的センス』があり、『整理整頓』ができる方もたくさんいます。
あくまで、私の『左利き』の方への印象ですので、温かい目で読んでいただけると幸いです。