今年の3月頃(だったと思う)に市役所から『風しんクーポン』が届きました。
(正式名称は、『風しんにおける抗体検査券および予防接種クーポン券』です)
このクーポンが届いてから、いつ風しん抗体検査をしに行こうかと考えていたら、新型コロナウイルスの感染拡大により、病院に行くことがためらわれ延ばし延ばしになっていました。
先日、全国で緊急事態宣言が解除されたことを受けて、最寄りの病院へ『風しんクーポン』の利用について問い合わせ・予約をして、今日行ってきました。
予約した際、受付をしてくれた方が「5月中は検査技師が新型コロナウイルスの事で全員出払っているので、6月以降でしか予約はお受けできません」と言っていました。
『あぁ、それもそうやなぁ。大変な時期に電話して申し訳ないなぁ』と思いながら予約しました。
そういう意味で、風しんクーポンを利用するのは、新型コロナウイルスが一段落している今がオススメです。
風しんとは
風しんウイルスの飛沫感染により人から人へ感染し、感染力が強い疾病で、ウイルスに感染してもすぐには症状が出ず、感染から14日〜21日の潜伏期間を経て、発熱・発疹・リンパ節が腫れるなどの症状がでます。
大部分の人は風しんに一度かかると、生涯、風しんにかかることはない、といわれています。
妊娠中の女性が風しんに感染すると、風しんウイルスが胎盤を介して胎児に感染すことにより、胎児に先天性の障害を引き起こす可能性があります。
ですので、この機会に必ず風しんの抗体検査、予防接種を受けておかなければなりません。
風しんクーポン券とは?
公的な風疹ワクチン予防接種を受ける機会がなかった1962年4月2日〜1979年4月1日生まれの男性は、抗体保有率が他の世代に比べて低く(約80%)なっている。
そのため、2022年3月31日までの期間に限り、1962年4月2日〜1979年4月1日の間に生まれた男性を対象として、クーポン券が送られてきます。それが風しんクーポン券です。
風しんクーポン券の利用の流れ
ざっと流れを紹介します。参考程度にしていただけたら幸いです。
予約をする
クーポン券と一緒に「風しん抗体検査・風しん予防接種 実施医療機関」というものが同封されていると思います。(自治体によって対応が違うかもしれません。私の住んでいる自治体は同封されていました)
それを見ながら、問い合わせ・予約をします。
風しんの抗体検査を受診
私は今日、抗体検査をしてきました
受診当日に持参するものがあります。
・本人確認書類(免許証・マイナンバーカード等)
・風しんクーポン
窓口で必要書類を書いて、問診を受けてから採血するだけです。
必要書類には、過去に風しんにかかったか?とか三種混合ワクチンを過去に接種したか?などの項目がありますが、当然覚えていません。正直に「覚えていません」と言えば受付の方がよしなに対応してくれます。
風しん抗体検査の結果が郵送されてくる
採血の結果が郵送されるそう。その用紙に今後どうすれば良いのかが詳しく書かれているようです。
十分な量の風しんの抗体がないことが判明した場合予防接種を受けれる
抗体検査の結果、十分な量の風しんの抗体がないことが判明したら、風しん(麻しん風しん混合(MR)ワクチン)の予防接種を1回受けることが出来ます。
費用は?
風しんクーポン券を使用することで、公費で受けられます。
ですので無料(自己負担はなし)です。
おわりに
この記事を書いていて新型コロナウイルスを思い浮かべました。ウイルスはどれも同じなんやなぁ、と。
やはり一番大切なのは『人に感染させないようにすること』が大事なんだ、と感じました。
面倒臭がらず、自分が対処できることはやっていこう、と強く思いました。