日々の雑感!他愛のない内容のブログ

ふと思い立ってブログを始めます。ブログのジャンルとしては雑記ブログとなります。

言い訳をすると、こんなに人の心を逆撫でするんや、と感じた

昨日まで入社2年目の大学院卒の男の子と2人で仕事をしていました。

今年の6月まで、他の社員が行っていた業務の追加業務が出たので、その対応のためです。

 

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前任者がしていた業務を踏襲するため、過去データを見直し、それに沿った形で業務を進めます。

入社2年目の院卒くん(以後Yくん)には、仕事準備と写真を担当してもらうことにし、以前の写真を引っ張り出してみると、フルバージョン(写真枚数が多い)とダイジェストバージョン(フルバージョンの中から特に必要と思われるカットだけを抽出したもの)の2パターンがあったそう。

 

私の指示は『ダイジェストバージョンだと、のちのち問題が起こるかもしれんから、フルバージョンを撮ること』でした。

また、写真を撮る際に、工具を外しておくように、との指示もだし、実験準備と写真撮影をしてもらいました。

他にも少し細々とした指示を出し、任せました。

 

初日はどうしても時間がかかってしまいますが、横からは口出しせず、写真のできあがりを待つことに。

待つこと半日。Yくんが持ってきた写真を見ると・・・・。ダイジェストバージョンやん!!

しかも工具も外されておらず、細々とした指示まで出来ていません。

さすがに怒りが沸いてきて、しかしすぐに怒りをぶつけると自制心が効かなくなるので、6秒間深呼吸をして、Yくんに諭すように注意します。

「ダイジェストバージョンじゃなくてフルバージョンって言ったやん!それに工具外せって言ったのに外してないし、細々の指示も出来てない。どうなってんねん」

と、怒りを抑えて注意。するとYくんの言い訳タイムの始まりです。

「ダイジェストバージョンでいいと思っていました。フルバージョンがいるんなら撮り直します。工具はこのあとに使うと思ったので、つけたままにしたんですがダメですか?細々とした指示も今回はせんでも(しなくても)大丈夫かな、と思いました」

このセリフ、取り方によっては『あんたの指示なんか聞かへんわ』というように聞こえませんか?

「おまえ、それは俺の指示は聞かへんっていうことか?お前は何しにここに来てんねん。仕事やぞ!大学の研究室じゃないんやからな」

と、高卒の私が『大学の研究室』がどういうものか知らないが、咄嗟にそういうセリフが出てきました。

 

細々とした指示の中にはエビデンスに関する証拠写真も含まれていて、その事に関しても

「細々とした指示の中に、追加で写真を撮る、というのがあったけど、それはエビデンスとして残しておきたいからわざわざ指示してるんや」

「あ〜、そういう意味やったんですか〜」

と、どうにも他人事。

 

食の救世主

 

万事が全てそんな調子のため、『割れ窓理論』じゃないが細かいところまで強い口調で注意するようにし、初日〜1週間は非常にYくんもしんどかったと思います。

私も態度で示さないと、と思い全力で業務に取り組む姿を見せて、2週目からはようやくYくんの態度にも変化出てきて、私のイライラも少しは和らぎました。

それでも注意した事の半分は言い訳してきて、それがまたトンチのきいた言い訳や、笑える言い訳なら許せるのですが、真剣に『小学生並みの思考』な言い訳で、到底許せない。というか心の怒りに火をつけるような言い訳。

しまいには

「びだくんさんが見てない時にこうなってました」

という始末。

私が見てようが見てまいが、常にそうなるようにしなアカンやろ、と言うんですが彼も手を変え品を変えの『言い訳』。

 

私がYくんの年齢の頃には、そんなしょうもない『言い訳』をしようもんなら、工具や鉄パイプが飛んできました。

今は時代が時代だけに、そんなことは到底できませんし、私もしたくはありません。

ただ、口調だけはどうしてもキツくなってしまいます。

あまりキツイ口調で注意したらパワハラって言われかねないので、気を使います。

 

仕事の終わりに近づいてくると、Yくんも指示を聞くようになり、言ったことはそつなくこなせるようになりました。

そこで少し技術的なアドバイスを教えてあげようと、仕事の合間に話をすると、目が、目がね、眠たそうなんですよ。眠そうな目ってすぐに分かるでしょ?

「そうか、そんなに眠たくなる話やったらもうせんわ」

と言うと

「いえ、もうすぐ試験なんで毎晩遅くまで勉強しているので・・・・。すいません」

と言い訳するYくん。

そんなYくんはその試験を3度不合格になっているのでした。(ホンマに勉強してるんか?)

 

 

と、話は長くなりましたが、彼の『言い訳』を受けて、

『あぁ、私も昔はこんな言い訳をして、先輩方の心を逆撫でしてたんやなぁ』と、思い知らされたんです。

私はそんなに『言い訳』をする方ではありませんが、それでも苦しい言い訳は何度かしています。

少し反省した、という話です。