3月31日から大阪本社に通勤しています。
新型コロナウイルスの感染が拡大しているさなかに、大阪に通勤せなあかんのってどうなん?と思いながらも、サラリーマンは会社が『在宅勤務』を言い出さない限り通勤しなければなりません。
電車も大阪市内も昨年の同時期に比べると、人が多くなっている感じがします。
『緊急事態宣言』が解除されたので、私のような気持ちで通勤している人が多いのではないか、と思っています。
そんな中、4月1日も電車通勤をしていました。
すると、ちょっと昨日とは違う光景がありました。
そう、新入社員の方々が乗っているんです。
男性は真新しいスーツに身を包み、女性はリクルートスーツ?を着て、期待に胸を膨らませている姿に、新鮮さをいただきました。
大阪・中之島から私が勤める会社までの道のりは、人の流れに逆行して歩くルートなんです。
中之島駅周辺は大企業が多く、通勤する人はかなり多いです。
中之島駅に着いて、会社に向かって歩いていると、前からどんどん人が襲ってくるような感じで人が歩いています。
いつもは歩道の端っこを遠慮しながら歩いています。
それが、4月1日はその風景も違いました。
前からどんどん人が襲ってくるような感覚は同じなんですが、信号のタイミングで人の流れが途切れる時間があるんです。
その人が途切れる時間の人波の最後尾に、同じ服装、同じ髪型の女性の集団が歩いてきます。
その姿は女性版『ハンター』(そう、あのテレビ番組『逃走中』でお馴染みのハンター)。
毎年、その集団を見るたび、心の中で『またハンター来た』と思いながら楽しんで歩いています。
ホントに見事に新入社員の女性は同じ格好をしていますね。
同じようなスーツ(パンツかスカートかの違いはありますが)で、髪の毛は後ろで1つで括っています。ほぼ8割くらいの確率でその格好。
サングラスをかければほぼ『女性版ハンター』です。
人波が途切れる最後尾に固まっているのも同じ。
人間心理はそういうもんなんですかね。
その集団も、みんな緊張した面持ちながらも『笑顔』にあふれていて、見ているこちらも自然に笑顔になってきます。
我社にも2名の新入社員(大卒、男性)が入ってきました。
組合紹介で彼らに相対した時の光景も同じ。
緊張の連続で、うとうとしています。
そんな状態でも『寝たらあかん』という意識があるためか、小さく船を漕いでは起きてを繰り返していました。
新型コロナウイルスの感染拡大のおかげで、いろんな行事が中止になる中、今年はどうにか出来ています。
昨年の我社の新入社員も、4月の第一週だけ出社し、それ以降は6月まで『在宅勤務』という名の『自宅待機』でした。
いつもの光景が毎年見れる、そういう状況に早くなってほしいですね。