歳を重ねていくと、チョコレートを貰える人が少なくなり、今年に限っては嫁からだけ、という結果でした。
孫の女の子はまだ小学生の低学年なので、期待できませんし、娘はそれよりも更に期待できません。
毎年、仕事で関わりのある女性から貰えていましたが、今年は女性と関わることがなく、貰うことができませんでした。
それが・・・。
私といわく付きのあるSさんの奥様からいただきました。
Sさんとの『曰く』はこの記事から。
上記の記事にある事があってから、コロナワクチンを接種し、体調を崩してしまい、病院を何度も変えてようやく『メニエル』という診断がくだりました。
コロナワクチンと、私との諍いによって体調を崩したので、ちょっと私も責任を感じていました。
半年ほど現場を離れて、ようやく日常生活ができるという連絡があって、会社に働きかけバイトとして職場に来てもらえるようになりました。
それが2年ほど前のこと。
それ以降、低気圧がきたり、気圧の変動が激しいときには休むことがありますが、その都度
「仕事はいつでも出来る。まずは自分の体調を一番に考えて、しっかり養生してください」
と伝え続け、現在に至ります。
『派遣』で50歳まで働いてきたSさんは、仕事を休むと契約を切られる、という意識が刷り込まれているようで、体調がよろしくない時でも出勤しようとするんです。
「Sさん、仕事は15年ほどや。でも人生はそれ以上やで。『仕事後の人生』を第一に考えて行動してよ」
という言葉が、どうやら奥様に刺さったらしい。
「嫁がびだくんさんのファンになりました」
という言葉もあり、Sさんもその言葉を受け入れてくれたようで、しんどい時は休んでくれるようになりました。
そういう経緯があり、去年からSさんの奥様からチョコをいただくようになりました。
(私だけではなく、職場のみんなに買ってきてくれます)
去年は、入れ物が『工具箱』の形になっていて、中にボルトの形をしたチョコをいただきました。
今年はちょうどバレンタインデー以降に低気圧が通過していたので、16日にいただきました。
そのチョコがこちら。
外箱から見えるチョコが『工具』の形をしているのが見えます。
Sさんから順次手渡されるたびに、受け取った職場の仲間は満面の笑みになり、去年もらったボルトのチョコの事も思い起こされ、しばしチョコの話で盛り上がりました。
チョコの全体はこんな感じです。
なんか食べるのがもったいない。
奥様、こういう面白いチョコをよく見つけるなぁ、と感心しきり。
1ヶ月のうち半分は休む、それも『いつ休むかわからん状況』で、バイトとして雇ってもらっている『感謝の意』と受け取っています。
毎年の恒例行事になりつつあるSさんの奥様からのチョコレート。
もう今から来年のチョコレートが楽しみです。