私が大阪本社に出社する際に、通勤で使用する電車は京阪電車です。
子供の頃から京阪沿線に住んでいるので、『電車』と言えば京阪電車、と真っ先に思い浮かぶ、それほど馴染み深い電車。
最近、ちょっと驚いた車内アナウンスがありました。
それは『磁気定期券は発売終了になりました』というアナウンス。
どうやら2021年3月19日に発売が終了していた模様。
これまで慣れ親しんできた『磁気定期券』、近頃は私でさえ使わなくなりました。
発売終了に至った理由は、
・IC定期券を利用する客が増えてきたこと。
・新型コロナウイルス感染拡大後にキャッシュレスや非接触のサービスであるICカードのニーズが大きく高まっていること。
のようです。
すべて廃止するわけではなく、一部どうしても『磁気定期券が必要な理由』がある場合は、継続発売するようです。
京阪電車でも『ICOCA』が導入され、IC定期券が購入できるようになっていますし、私は『PiTaPa』を以前から使用しています。
非接触で改札をスイスイ通れる便利さに慣れてしまいました。
『PiTaPa』でJRも乗れるので、非常に便利さを痛感しています。
ただ、この『磁気定期券』発売終了のアナウンスを聞いて、少し感傷に浸っていました。なんだかまた一つの良き時代の終焉が来たか、と。(ちょっと大袈裟ですが、それに近い心象です)。
整備士からプログラマーに転職した際に初めて『磁気定期券』を購入しました。
その時は、購入方法が分からず、ドキドキしたことを覚えています。
なんだか大人になったような、改めて社会人としての気持ちを再確認できる出来事でした。
これからどんどん世の中が電子化・キャッシュレス化が進むことでしょう。
それについていけるのか、とても不安ですが、順応するしかありません。