私は社会人になってから生命保険に加入しています。
初めて勤めた会社(大手自動車ディーラー)で、そこに出入りしている保険の外交員さんに、とても親切にしてもらい、その外交員さんから生命保険に入りました。
腰椎椎間板ヘルニアで入院した際も、わざわざ入院先まで見舞いに来てくれたり、営業所に来られた際も、話しかけてくれたりと、とても人柄のいい方でした。(その外交員さんは、その人柄からたくさんの方を勧誘されていて、かなりの数のお客さんを持っておられました)
その当時はバブルが弾ける前の好景気で、生命保険の予定利率も今では考えられないほど高かったです。
それから10年後、結婚を機に大阪の守口市から京都の宇治市に住まいを移しました。
その際に生命保険の住所変更をしようと、その保険会社に連絡したら、担当の制度が変わって、その地域を受け持つ外交員が、担当になります、という事を言われました。
私はそれまでの担当の方が好きだったので、残念でなりませんでしたが、会社の方針なら仕方ないか、と受け入れました。
しかし、しかしです。
その『地域の担当者』の方が、私とは合わなかった。
保険会社に連絡後、『地域担当者』を名乗る方から連絡がありました。
挨拶をさせてほしいので、都合のいい日時を教えて欲しい、と。
私と嫁はスケジュールを合わせて、都合のいい日時を伝えました。
その当日、約束の時間になっても、その担当者の方は来ません。30分を過ぎても1時間過ぎても来ません。業を煮やしてこちらから電話すると、「頭が痛くて。今から行きます」という返事。謝罪もなく、反省の色も見られない声色だったので、その時点でその『地域担当者』の信用はなくなりました。
すぐに生命保険会社に電話し、解約をしました。
(因みに、予定利率が高かったので、10年ほど加入していて、解約返戻金が60万円ほどあったと思います。今では考えられない金額ですね。)
その後、あわてて大手生命保険会社に加入。
現在に至ります。
現在の生命保険は10年更新で、更新ごとに掛け金が増えていく、というもの。
現在と同じ内容で継続して更新しようとしたら、掛け金が2倍近くになってしまいます。
現在の掛け金にあわせた保険内容にしようとしたら、補償額がかなり減額され、掛け金の額に比して補償が釣り合わなくなってしまいます。
ですので、保険を見直す事に。
今回加入しようとしているのは『国民共済coop』です。全労済の方が耳馴染みがあるかもしれません。全労済が国民共済coopになりました。
先日、相談しに店頭まで行ってきました。
現在の大手生命保険会社に加入している保証内容と同程度の保証内容で見積もってもらったら、掛け金が3分の1程度になる、という事でした。
ただし、現在治療している病気、健康診断で引っかかった項目がある場合は、別途記入用紙にその内容を記入し、審査してもらわないといけないみたい。
私の場合は、過活動膀胱(頻尿)で通院しているので、それを審査してもらわないといけません。
通常は過活動膀胱の場合は契約できる、とのことなので、少し安心。
後日、契約しに行く予定です。
問題なく加入できれば嬉しいんですが。
この年齢になると、持病もあるでしょうし、なかなか生命保険を乗り換えることは難しいかもしれません。
でも、大きな持病もなく、生命保険の掛け金が負担になっている、という方には『国民共済coop』はオススメです。
デメリットと言えば、外交員がマメに来てくれないこと、ですかね。
加入時の相談や契約などは、自宅にも来てくれるようですが、予約が必要だったり。
しかし、そのデメリットを補って余りある掛け金の安さ、それに見合った保証内容。
庶民の味方ですね。