今年もゴールデンウィークは外出自粛を徹底しよう、と思っています。
その時のお供はどうしてもテレビになりますよね。
昨日からテレビを見るともなく見ていたら、朝から夕方まで同じような話題ばかり。
一つは『新型コロナウイルスの感染状況関連』。
もう一つは『紀州のドンファン事件』。
紀州のドンファン事件に関しては、まだまだわからないことも多く、迂闊なことは言えないと思いますので、ここでは触れません。
新型コロナウイルス関連のニュース、各番組ともかなり時間を取って報道しています。
番組ごとにいろんな色を出そうと工夫している様子がわかり、なんとか視聴者を飽きさせないようにしようとするのが分かります。
しかしながら、これだけ『コロナ、コロナ』と言い立てられると、洗脳状態のような感じになり、『私はこうして家で自粛生活を送っているのに、外出している人や旅行に行く人がいるなんてどうことや』という意識が芽生える一因になるんじゃないか、と危惧しています。
情報の受け手が、一方向の情報だけで判断する危険性を感じています。
というのはひとまず置いといて、今日はコロナとオリンピックに関して私が感じていること、を書いてみたいと思います。
(どうにもブログの入りが固くなってしまったので、今回は少々堅苦しい言い回しになることをご容赦ください)
まず前提として、私は『オリンピック』が大好きで、東京オリンピックも首を長くして待っていた、という事を記しておきます。
今、大阪の新型コロナウイルスの新規感染者や重傷者は非常に多い数字が続いています。昨日は残念なことに亡くなられた方が44人もいらっしゃいました。
それもそのはず、重症患者に対してベッド数が足りてないんですから。
私は非常に危機感を覚えていますが、緊急事態宣言は4月25日〜5月11日までと、十分とは言えない期間を設定されました。
その短期間に新型コロナウイルスを抑え込む強い策があるのか、と思っていたらどうやらそうでもないみたい。
じゃぁ、なぜそんな短期間にしたのか。
情報番組を見ていると、どうやらIOCのバッハ会長が来日するので、それまでに緊急事態宣言を解除したいんだ、という事らしい。
また、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が、オリンピック開催期間中は看護師の方を500人確保したい、という報道もありました。この1年間、医療従事者の方々は非常に精神的にも肉体的にも厳しい労働をされているのに、この状況下でまだそんな事が言えるなんてちょっと常軌を逸している、と感じざるを得ません。
(あくまで報道を見ていての感想なので、考え方が間違っていたらすいません)
オリンピック関係の方々に定期的にPCR検査を行う、とか言っているようですが、情報番組によるとオリンピックに関係する方々は1万人程度いらっしゃるらしいです。
それなの方々に数日ごとにPCR検査をするなんて、果たして可能なのか?医療従事者の方々の更なる負荷をかけてしまうんじゃないか、と感じます。
オリンピックがこれまでのように観客を入れて開催されるのが理想ですが、この状況で果たしてオリンピックをするのが適切なのか?と私は思います。
たとえ無観客で行ったとしても、医療従事者に負荷がかかるようなら、今年も延期をしたほうがいいんじゃないか、と思っています。
私達の命とオリンピック開催を考えると、どうしても私達の命を優先したい、という気持ちになります。
なんてことを考えていると、気持ちが沈んでしまいそうなので、テレビを見るのもほどほどにしないといけないな、と思っています。