人の話を聞いていて、『口癖』が気になることがあります。
「だからぁ」・「結局」・「えーっと」・「ほんで(それで)」・「すいません」などなど、一度気になりだしたら気になって気になって仕方ありません。
ですので、気になる『口癖』をする人と会話する場合は、事前に『この人はこういうワードが口癖』というのを自分に言い聞かせます。
じゃぁ、自分はどうなのか?
自分に『口癖』はないのか?と言ったら『否』である、と思います。
『と思います』という表現をしたのは、その『口癖』は自分以外の人からの指摘によって知らされる事が多いから。
自分の『口癖』の例
・何か行動を起こそうとした時『よぉ〜しっ』と気合を入れて言う。
これは、娘がまだ2歳前後の頃のこと。休日の時は率先して娘と遊んでいました。
娘はその当時から自分の気持ちを口に出すのが苦手で、私が
「砂遊びしよか」、「散歩しよか」、「裏の公園に行こか」
と声をかけないと外に出歩きませんでした。
2歳の娘がある日、珍しく外に出たそうだったので、
「裏の公園に行こか」
と言うと、そそくさと遊び道具の準備をしていました。
そして段差に腰掛けて娘は待っていました。
私はというと、声をかけたにも関わらず、なかなか腰を上げませんでした。
多分、携帯でメールかなにかを打っていたんだと思います。
それが終わって、さぁ遊ぼうかと顔を上げた瞬間、娘が
「よぉ〜しっ」
と言いながら段差から立ち上がる仕草をしたんです。
その動作が可愛くて、ニタニタしていたら、私が動き出すまで
「よぉ〜しっ」⇒立ち上がる⇒座る
を繰り返していたんです。
そこではたと気づきました。
『あぁ、俺って行動を起こす際、”よぉ〜しっ”って言ってるんや』と。
それを嫁に言ったら
「あぁ、そういえばそう言ってるな」
と言っていたので、何度も言っているようでした。
娘によって『口癖』が露見した瞬間でした。
それ以来、言葉には気をつけて話をするようにしていたんですが、自分でも気づいた『口癖』がありました。
それは、多勢の前でスピーチをする際、言葉の頭に「まぁ」という言葉がつくことです。
これが自分で『今日はまた”まぁ”がつく回数が多いな』と思い出すと、スピーチがかなりグダグダになります。
ですので『口癖』を治すというよりも、自分が気づく前に『集中する』ことを心がけています。
何も考えず、用意していた原稿やパワーポイントを集中して説明する。これで乗り切っています。
『まぁ』が気になりだす、と言う状況は『集中できていない状況』が多いんですよね。
他にもいろいろと口癖はあるんでしょうが、今の所は特に指摘がありません。
『口癖』って話をする際のリズムだったりテンポをとるためのものなのかもしれません。聞き取りにくくなるほど『口癖ワード』が出てくるようであれば、改善の必要があるんでしょうが、会話にそれほど支障がないようでしたら、改善する必要もないでしょうね。
指摘されると喋りづらいですもんね。