一月前から『脂漏性皮膚炎』の治療で皮膚科に通っています。
ステロイド入りの塗り薬と、もう一種類の塗り薬をもらって治療しています。
状況は随分良くなりました。といっても一進一退を繰り返し、徐々に快方に向かっている、という感じです。
この『脂漏性皮膚炎』の治療と関係があるのか無いのか、治療を始めた時と同時期から、右耳の裏側にぷっくりと腫れてきて、触ると痛い状況が出てきました。
この腫れ、今回が初めてというわけではなく、過去にも数回ありましたが、いつの間にか腫れが引いている、という事を繰り返していました。
今回の腫れは過去の時とは違って、腫れが引きませんでした。引かないどころか腫れがどんどん大きくなっていきます。
私は『脂漏性皮膚炎』が耳の裏にも出たんだろう、と軽い気持ちでいました。
ステロイド入りの塗り薬を塗って様子を見ます。
このステロイド入り塗り薬、薬剤師さんからの注意事項として『手にとって塗った後は必ず手を洗ってください。ステロイドが入っているので、手の皮膚が薄くなります』という事を言われていました。
耳の裏の腫れに、このステロイド入り塗り薬を使用して1周間が経った頃。
昼寝をして、耳の裏に違和感を覚え、体を起こしながら耳の裏を触ると『ヌルっ』とした感触がありました。
『ん?塗り薬がべとついているんかな?』
と触った指を見てみると、結構な血と米粒より一回り大きな血の塊?なにかの塊?が指についていました。
いきなり血と正体不明の塊(表面に血がべったりついているので黒光りしていました)を目の当たりにし、頭の中は『?????』状態。
とりあえずティッシュで手を拭いて(後に後悔しました)、耳の裏にもティッシュを当てて、血が出てこなくなるまで何枚もティッシュを交換しました。
ちょっと驚いてしまって、正体不明の塊を保存することまで頭が回らず、ティッシュにくるんで捨ててしまいました。もし保存できていたら、病院に行った際に診てもらえた可能性はあります。
今日『脂漏性皮膚炎』の診察に行った際に、この事を女医さんに聞いてみました。
すると答えはこうでした。
女医「”ふんりゅう”です」
ふ、ふんりゅう?なんじゃそら?
私「”ふんりゅう”ってなんですか?」
女医「良性の腫瘍ですね。」
私「皮膚科の症状ですか?」
女医「皮膚科です。ただ、除去するのは形成外科になりますね。」
私「このままほっといても大丈夫ですか?」
女医「傷口も治ってきているし大丈夫だと思います。1ヶ月後の診察の時にもう一度診てみましょう」
という事で1ヶ月後に経過観察することに。
”ふんりゅう”を帰宅後に調べたら”粉瘤”と書くんですね。
この一週間、『脂漏性皮膚炎』よりも『粉瘤』の方が気になってました。
異常があった時、すぐに病院に行けば良かったんでしょうけど、診察の予約が数日後だったため、行くのを我慢していました。
異常を感じたら迷わず病院に行くことが大事ですね。