以前食べた物の中で、ぜひもう一度食べたい、と思う物があります。
その中の一つに【かつおめし】があります。
今日はその【かつおめし】についてかいていきたいと思います。
【かつおめし】との出会い
もう10年ほど前になるでしょうか。
ラグビーチームのファンクラブに入っている私は、『応援バスツアー』と称して、高知県の春野総合運動公園陸上競技場まで、ファンクラブが企画したツアーに参加しました。
朝早くに新大阪に集合し、バスに乗り込み高知県まで行きました。
試合開始が13時だったでしょうか。バスは途中、トイレ休憩のみで急いで試合会場へ向けて走っていた印象があります。
ですので、途中で昼ごはんを買っておく、という事ができませんでした。
試合会場に着くと、試合開始まであまり時間がなく、仕方なく会場に入り会場内で昼ごはんを調達しようと考えました。
しかしそこは地方の、それもその頃はマイナースポーツのラグビーの試合ということで、売店もほぼ出店しておらず、1店舗のみが営業していました。
信じられない気持ちで、その店舗で売られている『腹持ちしそうな物』を買おうと商品を見ると、そこには初めて見る『かつおめし』がありました。
その時はあまり期待もしておらず、もし口に合わなかった時に備えて焼きそばも購入しました。
【かつおめし】とはどんなものか?
かつおの身を甘辛く煮た物を、ご飯に混ぜたもの、だそうです。
最初に見た時は、かつおの身を入れた炊き込みご飯かと思いましたが、違いました。
【かつおめし】の味は?
バスでの移動疲れもあって食欲はなく、食べ物を前にしても食欲は湧いてきません。
それでも試合が始まるまでに食べておかないと、観戦に集中できないので、それこそ『仕方なく』な気分で箸をつけました。
『かつおめし』を生まれてはじめて食べた瞬間、目が覚めるような感覚に見舞われました。といいますのもこの『かつおめし』、ものすごく美味しい!!ありきたりな表現ですが『美味しい』という言葉がピッタリです。
1パック300円で売られていましたが、もう一瞬で食べてしまいました。
かつおの身がとても美味しく、かつおの美味しさがご飯に染み込み、全体に非常に調和が取れていて、贅沢な一品。
とても300円で売られるような商品ではない、と感じました。
押さえで買った焼きそば、要らんかった。
おわりに
京都にいると『かつおめし』には滅多に出会えません。
私は一度も出会えていません。
今は便利な世の中になりました。ネットで検索すると【かつおめし】のレシピがのっています。
一度【かつおめし】に挑戦しようかな、と思っている今日このごろです。