50歳を過ぎると、若い頃に比べて音楽に触れる機会が極端に少なくなり、心を動かされる曲に出会える機会も自然、減ってきます。
私が若かりし頃は、音楽にドップリとハマっていました。
小学生の頃・・・・桜田淳子、ピンクレディ(あまり触れられたくない過去)
中学生の頃・・・・サザン・オールスターズ、ユーミン、松山千春、RCサクセション
高校生の頃・・・・長渕剛、浜田省吾、ハウンドドッグ、ARB、YMO
その後、レベッカや中島みゆき、チャットモンチーなどを聞いていました。
その時々で流行している音楽は聞くものの、どうも心に残らない。
今ではスマホに入っている音楽で、中心になっている曲たちは1980年代〜1990年代のものがほとんど。
2000年代以降の曲ともなると『最近の曲やなぁ』と思ってしまうほど。音楽に関しては時代感覚がすでに止まってしまっている私です。
現在、一番好きな歌手といえばと問われれば、迷わず中島みゆきさんと答えますが、お気に入りの歌手、という存在が少ないのが現実です。
そんな中、出会ったのが日食なつこさんです。
きっかけ
今年の2月に娘を連れて車で神戸総合運動公園ユニバー記念競技場までラグビーを観に行った時のこと。
阪神高速の神戸線でいつものごとく渋滞に巻き込まれて、イライラしていた時にAMラジオから女性アナウンサーのおすすめ、という形で『日食なつこさんの水流のロック』が紹介されました。その時に聞いたのが日食なつこさんを知るきっかけになりました。
日食なつこさんとは
『日食なつこ』はもちろん芸名です。
岩手県出身のピアノ弾き語りのソロシンガー。
この芸名にも衝撃を受けました。ラジオで女子アナウンサーが「日食なつこ」と言っていたんですが、最初は『聞き間違いかな?』と思ったほど。
歌声は”力がある”と言えば良いのでしょうか。心に訴えかけてくるものがあります。
華奢に見える体のどこにそんな力のある声が出てくるんだろう、と思うくらい。
水流のロック
どうやらこの曲は『関ジャム 完全燃SHOW』という音楽情報番組で紹介されていたそうですので、知ってる!という方も多いかもしれません。(私は全く知りませんでしたが)
2014年に発売された『瞼瞼』というアルバムに収録されています。
一度聞いてみてください。
ピアノとドラムだけ、というのも珍しいかもしれません。どうやらピアノとドラムだけ、という形で活動されているようです。
阪神高速神戸線の渋滞の中でこの『水流のロック』を初めて聞き、衝撃を受け、渋滞のイライラも瞬時に吹っ飛び、気持ちが盛り上がりました。
おわりに
ピアノとドラムだけでこれだけの世界観を出せるシンガー。
余計な音がなく、独自の歌詞と素晴らしい歌声で、私の心を持っていかれました。
テレビにはあまり出演されていませんが、FMラジオには出演されていますし、ツイッターもされています。
また、いろいろな活動もされていて『日食なつこの本領発揮。1発録りで20曲宅録ベストアルバム製作計画』や『日食なつこオンラインライブ』など、精力的に活動されています。
この機会に日食なつこさんに興味を持っていただけたら幸いです。