私は30歳まで大阪の守口市に住んでいました。
私が住んでいた所は『松下電器』・『三洋電機』など大企業の工場が立ち並び、そこで働く人が多く住んでいました。(工場の作業員の方が多く、貧乏な街でした)
肉体労働者がたくさんいて、街なかは『安くてボリュームがある』飲食店が多かったです。
そんな中で、私のソウルフードと言っていい『ユキライス』は、今でも好きな食べ物の上位に入るくらいに好きな食べ物。
数年前から『マスターが高齢で店をたたむかも』という話を聞いていました。
それでも、営業日と営業時間をかなり減らして営業してくれていました。
時々守口市に行く用事があると『ユキライス食べたい』と思うのですが、なかなか足が向きませんでした。その最大の原因は『駐車場が無い』ということ。
ついついスシローや風月といったチェーン店に行ってしまっていました。
昨日、小学校時代からの友人が電話をかけてきてくれました。
「残念なお知らせです・・・・・・・・・。ユキが昨日で閉店しました」
と。(屋号がユキで、そこの名物が『ユキライス』です)
最近ではいつ行ったかなぁ、と思い返しても思い出せないほど時間が経ってしまっていました。(多分4,5年は行けてないと思う)
閉店した理由は、高齢に加えて腱鞘炎になったのが大きいようです。
いつも寡黙なマスター。静かに食事をしたいときには必ず『ユキライス』を食べに行きました。
もう食べれないのか、と思うと寂しいですが、これも致し方ないですね。
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やっぱり食べに行ける時に食べに行っとかないとダメですね。