今日、PSA検査の再検査を受けに病院に行ってきました。
本来はもう少し早く受診したかったのですが、まぁいろいろありまして今日になったのです。
私は定期的にその病院へ行っています。
頭皮の脂漏性皮膚炎の治療のためです。
その皮膚科受診の際は、朝イチに予約を入れて、人の少ない時に診察をしてもらうので、流れるように『受付〜受診〜会計』を済ませて帰ります。
今日は朝イチで予約を取れず、9:30からの予約。
その時間には患者さんが結構いました。
総合病院ですので、各診療科の扉前のベンチには人がイッパイで、そこそこの『密』状態。あまり喋る人はいないので、飛沫は大丈夫でしょうが、ちょっと心配になりました。
そんな状態ですから、予約時間に呼ばれることもなく、少し待つことに。
今は病院も『個人情報保護』の観点からなのか、受付時に番号を印字された紙を渡されます。その番号は、その日の受診から会計を済ませるまで使うので、しっかりと持っておかなければなりません。
平日なので、患者さんの年齢層は、私より『お兄さん』『お姉さん』方が多く、この方たちが、まぁ面白い。
今回、私が受診するのは『泌尿器科』。
そこの扉前で待っていると、いろんな方を見ることになります。
まずは、『お兄さん』。
そのお兄さん、受診科が『眼科』なのに『泌尿器科』に受診票を入れていて、看護師さん困惑し、丁寧に『お兄さん』に眼科の場所を説明していました。
次に、番号を看護師さんが呼ぶと、私の左隣の『お姉さん』が「ハイハイ、私です」と。
看護師さんが「〇〇さんですか?」と聞き、『お姉さん』は「そうです」と返事。
看護師さんが「診察の前に採血をしてもらうので、処置室へお願いします」と、受診票を手渡すと、その『お姉さん』、「あれ?私の名前と違う!!」とちょっと憤慨。
私は『名前まで確認されて、そうですって言ったやん』と心の中でツッコミました。
まぁ、そんな事が各診療科で繰り広げられているようで、あちこちで看護師さんがその対応をされていました。
会計では、会計の準備ができたら、その番号がモニターに映し出されて、精算機で精算するシステムになっていますが、モニターに番号が出ていない状態で会計をしようとする『お兄さん』『お姉さん』が思いの外多いんです。
今日も私の前の『お姉さん』が、精算機に四苦八苦。
まず診察券を挿入するのですが、そこから苦戦。
私が「カードって書いてるところに入れると良いんですよ」と声をかけると、無言でカードを挿入。
すると画面には
『まだ精算できません』的なメッセージが出てきました。
すると『お姉さん』、私に向かって
「アカンやん。どうなってんの?」
と少し怒り口調。
私もどうなっているのかわからないので困っていると、病院職員の方が来てくれて
「番号は出ていましたか?」
と、声をかけます。
「番号ってなんや?」
と『お姉さん』は苛立っていましたが、職員さんが丁寧に説明して、納得されたようでした。
受付から会計まで『機械』が導入されていて、高齢者『お兄さん』『お姉さん』方には優しくなくなっているのも確か。
コロナ禍で、接触機会を減らせる『機械化』は歓迎されるべきですが、こういう病院なんかではやはり『お兄さん』『お姉さん』方が多いので、もう少しそういう方々に優しい場所であってほしいな、と感じた次第です。