新型コロナウイルスが落ち着くことなく3度目の緊急事態宣言が発出されます。
私や私の周りはかなり注意して感染対策をしていて、会社に出勤する以外は外出もせず、感染リスクの少ない生活を送っている人が多いです。
先日、労働組合の会議があり、会議後に最寄り駅に向かって歩いていると、商店街でほたえてる(ふざけている・じゃれあっているの意)人影を発見。
その時点で夜の8時。ちょうど飲食店の営業時間短縮で閉店時間になっています。
私はその人影を見て『かなんなぁ』と思いながら、その人影に近づき、顔を見ると私の会社の管理職(それも部長職)の2人。
酒に酔ってマスクも顎までずらして、ほたえています。
彼らは私達の姿を認めると、あろうことか相撲のように体を預けてこようとしました。
私達は素早く体をかわし、彼らの横を通り過ぎました。
「また今度飲みに行こうぜ〜」
と大きな声で叫ぶ彼らに
「マスクもせん奴らとは話しせぇへん!!」
と突き放した言い方で、それ以降無視。
その数日後。
団体交渉をした時の事。
会社側に新型コロナウイルスの危機管理について質したところ、管理部の取締役は
「感染者を1人でも出したら取引先からしばらく仕事が貰えなくなる」
という話をしていて、まぁそれは当然の事やな、と思いながら聞いていました。
そしていろんな議題を進めていき、もう一度新型コロナウイルスの危機管理について
先日の部長たちの行いを問い詰めました。
すると社長の口からは
「私も〇〇会などの集まりの後に飲みに行っている」
「飲食店に行ったから感染するって訳やないし・・・」
「ストレスを発散する場も必要」
などと、管理職の行状については肯定するような意見しか出てこないのです。
1人でも感染者が出たら仕事が無くなるって言っているのに、ね。
社員全員の生活がかかっている、という自覚を持ってほしいものです。
そして昨日の電車内での話。
昨日も会議で少し遅くなり、特急電車で座っていたところ、途中の駅から一人の男性が私の席の隣に座りました。
彼は私より一回り体が大きく、年齢も私より20歳以上は若く見えます。
座席に座るとき、自分の体がバウンドするんじゃないか、というくらいの勢いで座ったんです。(当然そのあおりを受けて私もバウンドしそうでした)
もうその時点で彼の印象は非常に悪いものになっていましたが、まぁあと20分ほどの事やし、気にせんとこと思って本を読んでいました。
気にしないでいようと思っていたのですが、どうしても気にしてしまう行動を彼はしてしまいます。
それは『咳』。
ちょっとでも”気にしながらしてる”素振りを見せてくれればいいのですが、大きな咳を口に手を持っていくでもなく、人に飛沫がかからないようにするでもなく、堂々と、そう『堂々と』という言葉がピッタリ当てはまるような咳をしていました。
時間で言うと4分に1回位のピッチで。
彼が座った時点でかなり睨んだんですが、周りに気を遣わず咳をする態度に、最初は睨んでいたんですが、気にする素振りがなかったので、私が降りる頃には私の体は彼に対して90度近く体を捻って、彼に背中を見せるようにして座り、本を読んでいました。
私の周囲の人の大半は、かなり注意深く感染対策をして、危機意識も高く生活をしています。
ですが、上記のような人たちも少なからず居る事も事実。
そういう人たちに感染させられないように自衛するしかありませんね。
緊急事態宣言が発出され、新型コロナウイルスの感染が落ち着いてくれることを願っています。