11月の終わり頃、カーディーラーから電話があり
「12月の第3週に製造されるそうです」
という知らせが。
首を長くして待ち続けてはや5ヶ月。
ようやく新車が来る時期が明らかになりました。
嬉しさが大きいのですが、意外なことに現在乗っている車(シエンタ)の事が気になりだしました。
私はあまり物に対して愛着が湧くことがない、薄情者です。
ですが、シエンタは来年の3月で20年になる、もう生活の一部もしくは私の相棒のような存在になっています。
娘が3歳の時に購入し、それから娘の成長と共に、シエンタによって家族の思い出も増えていきました。
いざ新車が来る、という事になって初めてシエンタと共に歩んだ思い出たちが思い返されるようになりました。
購入後、数ヶ月も経たないうちに、大阪の中央環状線を走行中、飛び石でフロントガラスが傷ついたこと。
その数カ月後に、娘を連れて京都の『子どもの楽園』というところに行った際、娘が牛乳を逆噴射(車酔いしたのかな?)して、車内が牛乳臭くなったこと。
シエンタに乗って色んな所へ行き、それぞれの思い出があります。
もちろん、その思い出の中には、先日行った『銀婚式のお祝い旅行』にも行きました。
最近では、朝イチにエンジンをかけると異音がしたり、信号待ちでエンジンが止まりかけたりと、調子が悪くなってきました。
普段なら『もう20年なんやから、ガタがきたな』と思うところですが、センチメンタルな気分になっている今は、『なんや、なんや。新しい車がくるからって嫉妬してるんんかいな』などと、妄想に近い思考になってたりします。
シエンタには心から『ありがとう』と言いたい。
新しい車は、12月の第3週に予定通り生産されたなら、クリスマス前後の納車が可能、生産が翌週にずれ込んだら、納車は年明けになるとのこと。
シエンタには感謝しつつ、新しい車でもいろんな思い出を作っていこうと思っています。