日々の雑感!他愛のない内容のブログ

ふと思い立ってブログを始めます。ブログのジャンルとしては雑記ブログとなります。

お世話になった先輩の定年祝いを考える

私が現在勤めている会社に入社し、ある事がきっかけで、大変お世話になった先輩がいます。

その先輩とはかれこれ20年来の付き合い。(以下、先輩をKさんと書いていきます)

Iさんがもうそろそろ定年になる、という事を聞いたのは去年の事。それを聞いた時は寂しい気持ちが先に立ち、お祝いをする、という事まで気が回りませんでした。

今回はそのKさんの事について書いてみようと思います。

感動スタジオ

 

懇意にしてもらう事になったきっかけ

私の勤める会社は中小企業の小さな会社なんですが、労働組合があります。

その労働組合で私は20年以上執行部で役員をしています。

役員をすることになって5年が過ぎた頃、私は書記長に推され、若くして書記長になりました。

当時(リーマンショック前)、仕事は忙しく子供も小さかった事もあり、更に労働組合の書記長という大役を任されたことで、体調を崩してしまいました。

その時に、まだ執行部に入って日の浅いIさんが書記長代理をしていただきました。

それ以来、Kさんの意に反してKさんが執行部の中心に担ぎ上げられ、現在に至ります。

幸い、私の体調不良も1年ほどで回復し、現在はKさんが労働組合の委員長、私が書記長をし、お互い力を合わせて組合運営をしてきました。

 

Kさんの人柄

Kさんはひとことで言うと『真面目』です。

あまり人の悪口をいう事もなく、それでいて熱い一面も併せ持つ、尊敬できる先輩です。

ただ、変わったところもあります。

これは聞いた話なんです。

『出張時、車で長距離を移動中、運転を交代しながら会社に帰っている時の事。Kさんが運転を代わり、同乗者に「ゆっくり寝ていていいよ」と声をかけたそう。そしてカセットテープを取り出し、再生した瞬間、社内は押し殺した笑いが充満しました。

再生したカセットから流れてきたのは”般若心経”だった。』

という、にわかには信じられない話があります。

(信心深いKさんなら有り得るかも、と思ます)

また、私の話に過剰にウケてくれる、という面もあります。

私は話の中で、いろんな状況や人のことを”なにかに例え”ながら話をするのですが、その”例え”が適切で面白い、と。一緒に飲みに行っても、私の例え話に笑いが止まらず、涙を流していることもしばしば。そんなに面白いことでもないのに、という事でも笑いが止まりません。お茶目な面もあります。

 

定年退職日が過ぎていた!!

去年に「来年に定年になる」と聞いていたんですが、来年の何月なのかまでは聞いていませんでした。

そして新型コロナウイルスが世間を席巻し、在宅勤務になった事もあり、Kさんから何月に定年になるのかを聞き出せずじまいでした。

6月から通常勤務になり、Kさんに「何月に定年になるんですか?」と聞くと、「もう定年になった」と。

あ〜〜〜、なんて事だ!!

と後悔しても後の祭り。もうその時点で定年再雇用者となっていたのでした。

まぁ、新型コロナウイルス騒動でまだゴタゴタしているので、少し遅れたけど、お祝いをしようと計画し、後輩女性にも声をかけました。彼女もKさんにはお世話になっていたんです。

 

www.beedakun.com

 

 お祝いを贈るにあたって問題点が。

後輩女性と相談し、お祝い品は『名入れの木製コップ』を贈ろうという事に決まりました。

問題は木製コップを1個にするかペアにするかなんです。

ペアという事になれば、奥様の名前を知っておく必要がありますが、私も後輩女性も知りません。

よくよく考えると、同僚の奥様の名前まで知っているって事はあまりないことに気づきました。

さぁ、どうして奥様の名前を知ろうか、と後輩女性と頭を悩ます日々が続き、次の作戦で聞いてみようという事になりました。

その作戦とは、

”私と後輩女性で話をしていて、お互いのパートナーをどういう風に呼び合っているか、という話題になり、後輩女性(既婚・子供はまだいません)はインコを飼っているので、『パパ・ママ』と呼び合っている、と。私は『嫁さんの名前・パパ』。Kさんのところはどうなんだろう、という話題になり、どうも想像がつかないなぁ、という話で持っていって、最終的に奥様の名前を聞き出す”

という、かなり高度な話術と態度が必要になります。

週明けにこの作戦を実行するつもり。

 

おわりに

作戦が成功し、贈り物も手元に届いたとしても、新型コロナウイルスが再度猛威を奮っている今、食事に誘って手渡すということも憚られます。

だからといって、社内で手渡すだけでは、なんか味気ない。

今度はどういうシチュエーションで渡そうか、という事に頭を悩ます事になりそうです。