皆さん、『天秤をくらう』という言葉はご存知でしょうか。
言葉で説明すると難しいし、理解しにくいかもしれませんが、一応書いてみます。
”足場板等が支点と力点が発生して、天秤状態になることで足場板の上から物や人が落ちること”
です。なかなか言葉で表すと難しいです。
”シーソー”をイメージして、1人でシーソーに乗った場合、乗った側の板が降りて、板が地面につきます。シーソーの中心と接地した板の間は安定しています。しかし、その状態から反対側の板の端に向かって移動します。
シーソーの中心を過ぎると、板は下がります。その状態が『天秤をくらう』状態なんです。シーソーだと板は下がって地面に設置するだけですが、『天秤をくらう』のは大抵下には何もない状態です。
足場養生が悪く、足場板の受け部分より外側に足を乗せてしまい、天秤状態になり落ちることを言うのですが、今日、それを経験してしまいました。
作業をしようとして、足場上で立ち位置を調整しているうちに、受け部分より外側に乗ってしまい、天秤状態になり水槽の中に落ちました。
その際、持っていた一眼レフカメラ(客先所有の物)、スマートフォン、関数電卓を水没させてしまい、おそらくカメラと関数電卓はおしゃかになってしまっていると思われます。スマートフォンは防水仕様のため、帰宅後電源を入れてみると問題なく起動しました。(水深1mの水路の中に30分以上浸かっていたのに、です)
落下した際、右側のお尻をしたたか打ってしまい、座るのが痛くて車の運転も難儀しました。
現在、ロキソニン湿布薬を貼って様子をみています。
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ワークマン
天秤をくらってしまった原因
1.仕事が忙しくなってきて、安全対策がおろそかになっていた。
2.以前にもバランスを崩していたにも関わらず、対策を後回しにしていた。
教訓
1.安全対策は万全に行うこと
2.安全が確認されるまで作業はしないこと。
3.1mは一命とる、を常に意識し、自分の安全は自分で守ること。
損害
1.一眼レフカメラ
2.関数電卓
若かりし頃は、天秤をくらいそうな時でもとっさの行動で事なきを得てきましたが、今回はとっさに動くことができませんでした。
自分の年齢を考えなければいけませんね。
以後、十分に気をつけようと思います。