びだくん

ふと思い立ってブログを始めます。ブログのジャンルとしては雑記ブログとなります。

腰椎椎間板ヘルニアの手術 〜1990年の話〜

私は今から30年ほど前、1990年頃に腰椎椎間板ヘルニアの手術をしました。

その時の話をしたいと思います。

 

 

スマートパス

腰椎椎間板ヘルニアを発症した原因

これといった原因は特定できませんでしたが、医者と話をしていると原因となりうる要因に心当たりのある事が2,3ありました。

腰やお尻に強い衝撃を受けた

 高校時代に野球部に入っており、その際、先輩から2日に一回はケツバットを金属バットでのフルスイングを受けていました。半年ほどで右足に違和感がありましたが、そのときには病院に行かず。(練習をよくしていたので、疲労によるものと勝手に思い込んでいた)今思えばこれが原因じゃないか、と思われる。

 

中腰の体勢をとっている

 その頃の仕事は整備士をしていました。車のボンネット内の整備をする際に、中腰になることが多く、腰にかなり負担がかかったんじゃないか、と。

病院に行くキッカケになった出来事はこの頃に起こりました。それは車に乗る際に状態をひねった時、右足の力が一瞬で入らなくなり、気がついたらその場にへたりこんでしまいました。

 

先天性のもの

 生まれつき腰椎椎間板ヘルニアを持っていて、症状が出てきた、というもの。

 

他にも要因は色々あるようですが、私の状況からいくと、上記の3つのうちの1つが原因じゃないか、と言われました。

 

症状

腰が痛くなって、湿布でごまかしていましたが、次第に膝から下の足が痺れるようになりました。

そして仕事中に上体をひねるような体勢をとると、右足の力が抜けてしまい、気がつけばその場にお尻から崩れ落ちている、という事がたびたび起こるようになりました。

 

治療・検査

家の近くの総合病院で整形外科を受診。

触診、レントゲンを経て、最初は通院で理学療法により様子をみることに。

理学療法では機械による牽引、ホットパックで腰を温める、が主なものでした。

約3週間続けるも効果なし。腰の痛みはひかないし、右足の力が抜けることも相変わらず。

それで当時としては珍しいMRI検査をすることに。しかしMRIでは症状ほどのヘルニアが見られず、とりあえず入院して1日8時間ほど牽引をしてみよう、となりました。

1日8時間の牽引はベッドに治具を取り付け、腰に装具をつけて、ベッドの外に錘をつけて引っ張る、というもの。

1ヶ月続けましたがこれもだめ。

仕方なく手術することを決めました。

手術に際しては造影剤を使ったレントゲン等を撮った記憶があります。

 

手術

手術前は筋弛緩剤を打って、意識朦朧。

その前だったか後だったかに、手術する部位に目印のような物を埋め込まれました。痛かった思い出がないので多分そんなに痛くなかったと思います。

手術室内では点滴をして、マスクをあてられて5秒もしないうちに麻酔が効いて意識がなくなりました。

知り合いの看護婦(当時は看護師ではなく看護婦でした)に聞くと、手術時間は1時間半ほどだった、と言っていました。

 

術後の経過

手術後は2週間、寝たきり状態で過ごさなければなりませんでした。

動こうと思えば動けるのですが、動くと駄目なようで、寝返りをうつのもトイレも全部看護婦を呼んで行わなければなりません。

寝返りで看護婦さんを呼ぶのはいいのですが、トイレをする時に呼ぶのはかなり抵抗がありました。ですので、トイレ(大)を可能な限り我慢したのですが、3日も出ないと看護婦さんがなんとか便を出そうとしてきます。お腹を押さえたりマッサージしたり。

ベッド上で寝たままのトイレ(大)が一番苦痛でした。当然お尻を拭いてもらうのも看護婦さんにお願いしなければなりません。当時20代前半の私には苦痛でした。

 

リハビリ

手術後2週間はベッドで寝たきりだったので、リハビリはまず立つことから始めます。

可動式のベッドに寝て、70度ほど起こして5分だったか10分だったか立つ、という事をします。最初にその内容を聞いて『立つなんてリハビリにならへんやろ』と思いましたが、5分から10分立つのがこれだけしんどいのか、と感じました。

それから徐々に、歩いたり足の筋肉をつけるプログラムをこなしたりして、手術から1ヶ月後に退院しました。

 

その後の経過

退院後、5年間はあまり腰の状態はよくありませんでした。

私の場合は結構な期間、神経を圧迫していたので、手術から2年後にフラッシュバックにより、同じような症状で入院。

その数年後には左の腰椎椎間板ヘルニアで1ヶ月ほど入院しました。

それからは腰をいたわりながら生活をしているおかげで、入院するほどの症状に悩まされることはありません。

仕事はかなりの力仕事が多いのですが、それでも大丈夫です。

 

おわりに

それから医療技術は進歩して、病院によっては入院無しで腰椎椎間板ヘルニアの手術ができるところもあるようです。

内視鏡での手術が一般的になってきているようですし、入院日数も短くなっているようです。

できることなら今の時代に手術をしたかったですね。