お金を貯めることができない、という人は少なからずいます。
私の場合は、お金を持つと使い切ってしまう、という感じですね。
そんなだからお金を貯める、ということができません。
買い物に行くと、それほど欲しい、というものでもなくても買ってしまう。
自他共に認める浪費癖があるんです。
そんな私がようやく自分に合った”浪費癖を抑える方法”を紹介します。
未来の自分を守るお金の知識 「使う・貯める・増やす」の超基本
浪費癖はいつからあったのか
私の浪費癖は高校に在学中から目に見えてひどくなっていった。
アルバイトが決まった日に、(まだ働いてもいないのに)梅田に行ってベースをローンで買う。ということから始まり、音楽にハマりバイトで得た収入を”レンタルレコード”につぎ込んだり。
お金を貯める、という事ができなかったんですね。
社会人になって、一定のお金が手に入るようになってからは、金遣いがひどくなっていった。
社会人一年目、親が苦労して手に入れた中古の軽自動車を、半分内緒で下取りに出して新車を買う。
ボーナスが出たらすぐにバイク用品店に行って10万円近くを使ったり。残りのお金をバイクツーリングで使う。
独身時代はもう惨憺たる状態でした。(自分では分かっているけどやめられない状態)
お金は貯めれていたのか
嫁さんと結婚する前はデートの際に、デート費用は全て私が出し、毎月の給料=毎月のデート代、という感じでした。
『持ったお金は使い切る』という生活を送っていました。
ちなみに法律に触れるような事は一切行っていない、ということだけが救いです。
結婚時には私の銀行口座には数万円しかなく、その頃から嫁さんには苦労をかけてばかりでした。
浪費癖を治す転機は?
お金がない生活で、嫁さんに対して申し訳ない思いを感じていたので、結婚後はお金の管理を嫁さんに任せて、私はお金を持たないようにしてもらいました。
毎日『お金を使えない生活』を続け、精神状態は”ガマン、ガマン、ガマン”の連続で、ストレスが溜まっていました。
お金を使いたいけど手元にお金が無いから使えない。これじゃストレスで体調崩すんじゃないか、と不安になっていた矢先に子供ができて、そこから変化していきました。
妊娠中の嫁さんの体調を気遣って、日々の食料品等の買い物を行くことになったのがきっかけです。
浪費癖が治った方法はこれ(あくまで私の場合、です)
家庭内で、買い物係になること、です。
もちろんこれだと『欲しいものを買う』という事は叶いませんが、買い物依存ではないので、浪費癖を治すのには、この”買い物係”は効果がありました。
買い物係になった当初はいらないものを買ったり、同じ食品でも高い方を買ったりしていましたが、嫁さんがうまくコントロールをしてくれて、今では自制心も芽生えて支出を抑える買い物ができるようになりました。
それでも欲しい物があり、気持ちを抑え切れなかった場合には
買い物係だけで気持ちを抑えることは難しいので以下のことを実践しています。
- 日々、コツコツと小銭を貯めておく
- ポイントカードを利用し、ポイントを貯める。
通勤時に会社の一つ手前の駅で降りて歩いてみたり、私の家の近所のスーパーはポイントカードのポイントが現金に交換してくれるので、それを活用して、数年に一度やってくる物欲を満足させています。
終わりに
私も年齢を重ねて、『このままじゃ老後が心配だ』と思うようになり、それもお金を使う気持ちを抑えるきっかけになっているかもしれません(遅いんですけどね)
お金を使わない、ということに楽しみを見いだせれるようにいいと思います。