先日、勉強になることがありました。
友人との会話中に「ジャーキング」というワードが出てきて、私の頭の中は『???』となり、その友人に「ジャーキングって何?」と聞いたら、「うたた寝や、眠りに落ちる直前に、体が”ピクッ”となる現象のことやで」と教えてくれました。
その現象に名前があったなんて全然知らなかったし、聞いたこともありませんでした。
ジャーキングについて、いろんな思い出がありますが、恥ずかしかった思い出を2つ紹介してみます。
高校の授業中での事
高校2年生のときのこと。当時私はアルバイトで牛乳配達をしており、毎朝早く起きていました。
ジャーキングが起きる前、授業は体育でバレーボールの授業でした。
その授業中、バレーボールのプレー中にちょっと悔しいプレーがありまして、次の授業までその悔しさを引きずって授業を受けていました。
私はたいてい、体育の授業の次の授業は寝ていました。(今考えるとホントに先生に申し訳ない気持ちでいっぱいです。反省)で、悔しい思いを引きずった体育の授業後、確か数学の授業だったと思うのですが、いつものごとく机に突っ伏して寝ていたんです。
早朝からのバイトと体育で体を動かしたのとで、とても気持ちよく入眠していたと思います。
すると夢を見たんですね、バレーボールの。夢に出てくるくらい悔しかったのかなぁ。
悔しかったプレーが『アタックを打つ』というシチュエーションだったんですが、夢の内容も『アタックを打つ』夢。
セッターからなかなか良いトスが上がり(もちろん夢の中で)、『よし、任せろ』とばかりに踏み切った時のこと。ジャンプした途端、体がピクッとして、お尻が浮くぐらいの”ピクッ”でした。
自分の中であまりにもキレイに”ピクッ”となったので、瞬間的に恥ずかしさがこみ上げてきて、こそっと周りを見回したら、みんな真剣に授業を受けていて、私のジャーキングになんて見向きもしていませんでした。その状況を確認してさらに恥ずかしくなって、授業が終わるまで”寝たフリ”をしていました。
夜勤明けの始発電車内での事
冬の寒い夜に、夜間の現場作業があり、寒さをこらえながら仕事をし終えて、始発電車で帰宅するときのことです。
本社から自宅までは、始発電車だと2時間位かかります。その2時間の間に電車内で寝てしまうと、降りなければならない駅を乗り過ごして、京都の出町柳まで行ってしまいます。
ですから、夜勤明けのときはある意味、仕事中よりも集中して電車に乗ることになります。
でも、100パーセント寝てしまうんですね。乗り過ごすことも多々ありました。
そんな電車内で寝てしまった時に、ジャーキングが起きることが多いんですよ。
『寝たらアカン』という精神状態で寝落ちして、ジャーキングが起きると、想像以上に大きなジャーキングになります。
幸いなことに、大阪から京都行きの始発電車にはあまり人が乗っていないので、恥ずかしい思いはしませんが、自分自身で笑ってしまうこともしばしば。
おわりに
年を重ねると、ジャーキングの大きさ(という表現があっているのかどうかわかりませんが。規模と言い換えてもいいかもしれません)は小さくなってきました。
今回紹介したような、大きなジャーキングはしなくなりました。
それでも小さな物はよく起きます。
なんだかジャーキングが起きる時の入眠時って、とっても気持ちがいいときなんですよね。で、ジャーキングが起きてしばらく寝れなくなって、なんだかなぁ、という気持ちで寝ることが多いです。
若い時のジャーキングって勢いがありますね。