先日、ラグビーを観に行ってきました。
トップリーグ2020が開幕したからです。
昨シーズンまでだと観客もそんなに多くなく、そこそこ自由にゆったりと観戦できたのですが、今シーズンは昨年のラグビーワールドカップの影響で観客が多くなるのではないか、という予想を立てて、速いめに家を出ました。
にも関わらず、競技場の駅に着くと入場待ちの長蛇の列が。
唖然としてしまい、信じられない気持ちでファンクラブの入場チケットとグッズ売り場に行き、この列に並ばなければ、と気持ちが焦る。
ラグビー観戦のいつものルーティーンとしては、
1.神戸製鋼コベルコスティーラーズのブースに行き、観戦チケットを手に入れる。
2.イヤーブックにハンコを押してもらう。
3.来場ポイントをもらう。
4.グッズ売り場をのぞき、欲しい物があれば購入する。
5.入場する。
という順番で競技場内に入るのですが、普段は30分もあればそれはおわります。
しかし今回は1時間30分もかかりました。
1〜5までの全てで行列。
行列や待ち時間があるときには携帯できる折りたたみ椅子があれば便利なのに、と思ってしまいました。
そんな中、グッズ売り場の行列に並んでいると、前に私より年上の女性の方と同年代の女性が。
二人は知り合いではなく、1人でラグビーを観にきた、とのこと。
年上女性はご主人と一緒に来る予定だったが、ご主人は風邪をひいてしまったため、グッズだけを購入するつもりで来たんだが、どうせなら試合を観て帰ろうかな、と仰っていました。そして『私はにわかファンなんです』とも。
同年代の女性の方は、4年前のワールドカップでジャパンが南アフリカに勝った試合を観てファンになったんだけど、それ以来ラグビーを観ていなかったそう。そして今回のラグビーワールドカップを観て、またラグビーが好きになり、今回トップリーグが始まり、ここで観に来なければエセファンになる、と思い観戦に来たそう。その方はワールドカップの決勝戦も観に行ったそうです(結構な金額だったようですが)
で、その方も『にわかファンです』と。
『にわかファン』でも1人で観にくる行動力に感激しました。
32年のラグビーファンの私は大変嬉しく思い、なんだか力をもらえたような気になりました。
当日は雨が降るかもしれない、という予報でしたが、パラパラっと降った時間もありましたが、試合開始時にはやんでいて、寒すぎず、観戦するには良い状況でした。
23004人の観客が入り、競技場がほぼ満杯になりました。
お二方は良い席を確保できただろうか?試合は楽しめただろうか?と気になりました。
縁があればまた試合会場で会えるかもしれません。
その時が楽しみです。