私は年に数カ月、大阪の本社勤務になります。
通勤の足はもちろん電車です。私が乗るのは京阪電車。
その京阪電車に毎日乗っていると、いろんな愉快な、見ていて楽しい人が乗っています。
今回は私が遭遇した、愉快な人の話をしたいと思います。
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1.嵐の中を航海しているような”船を漕ぐ”女子高生
その日は午後、半休を取って京都の自宅まで各駅停車に乗って帰っていたときのこと。
京橋駅から女子高生が3名乗ってきました。当然のごとく話に花が咲いて、楽しそう。
電車が京都に近づくにつれ、1名降りさらにもう1名降りして、1人の女子高生が残りました。
その女子高生は座席に座るなり、よほど疲れていたのかすぐに寝てしまいました。
電車が動き始めると、女子高生は船を漕ぎ始めました。最初は凪いでいる海の中にいるような”船を漕いで”いましたが、駅を何駅か過ぎた頃から、その凪いでいた海が時化模様に。上半身が前後左右になんとも激しい”船を漕ぐ”状態に。
『あぁ、よっぽど疲れてんねやなぁ』と思って見ていました。
電車はある駅に到着しました。(その時点でも大時化状態)
完全に停止し扉が開き、アナウンスが駅名を告げたその瞬間、女子高生は勢いよく起き上がり、立ち上がって颯爽と降車していきました。あんなに大きな船を漕いでいたのに。
その変り身の速さに私は思わず笑ってしまいました。
2.満面の笑みで漫画を読むサラリーマン
次は仕事帰りでのこと。
その日は準急に乗っていました。
すると京橋駅から若々しいサラリーマンが乗ってきました。
スーツに着せられている感じで、見た目は”鈴木 福”くん似の好感が持てる感じの方でした。
席が空きはじめ、そのサラリーマンは座席に座り、カバンからマンガ本を取り出します。
そしてマンガ本を開けて顔を伏せて読み始めた瞬間、満面の笑みを浮かべていました。
それはそれは楽しそうに読んでいて、『よっぽどマンガが好きなんやなぁ』と思いながら見ていました。
電車が駅に着いて扉が開いた瞬間、彼は満面の笑みだった顔を上げると同時に”鈴木 福”くんに戻っていました。その顔の変化の速さについ、驚いてしまいました。
彼はその後、電車が走る→満面の笑みでマンガ本を読む、駅につく→鈴木 福くんに戻るを繰り返し、降車していきました。
3.特急の社内で”じっくりコトコト濃厚コーンポタージュ”を飲む女性
大阪本社で残業し、お腹ペコペコで電車に乗ったときのこと。
その日は9時ころまで仕事して、お腹ペコペコで帰っていました。
普段は特急には乗らないのですが、その日は早く家に帰ってご飯を食べたい、と思い特急に乗って帰路へ。
すると電車内に何やらいい香りが漂います。
お腹がすいている私はすぐにその香りに反応してしまいます。
香りのもとは、私の左斜め前に座る女性からでした。
その女性の手には”じっくりコトコト濃厚コーンポタージュ”が。
お湯を入れるタイプです。
電車内で食事をすることに関しては賛否が分かれるでしょうが、私は否定派です。
それも空腹も限界の時に見たものですから、私の口の中で唾液が止まりません。
その女性は涼しい顔で食されていましたが、私にはできないなぁ、そんな根性はないわ、と。
周囲のサラリーマンたちも苦い顔をされておりました。
おわりに
電車に乗っているといろんな人がいます。
私はヒューマンウォッチが好きなので、楽しいです。
しかし、周りの人を不愉快にさせる人も多いのも事実。
見ていて心が和むような人を見ていると癒やされますね。