年度末を迎えて、仕事も追い込みの状況にあります。
ここ数年の傾向ですが、仕事の始まりが遅くなり、例年なら8月頃から『設計業務』が始まり、その後『製作業務』になり、現場作業が11月頃から始まる、という感じだったんですが、客先の人材不足が原因なのか、スキルが下がってきているのか、我々に『業務』が降りてくるのが2ヶ月ほど遅くなっています。
当然、2ヶ月遅れていても、工期は変わらないので、現場作業にしわ寄せがきます。
ですので、現場作業でのミスは、自分たちの首を締める事になるので、業務に当たるに際して非常に気をつけて、綿密な作業計画を練っています。
昨日、同僚のNくん(私と経験年数は変わらず、管理職)が設計した物で、現場作業をしているのですが、製作物の寸法を間違えてしまっていて、所定の現象が現れず、四苦八苦。
私はその業務の『設計業務』をしていませんので、今回は補助作業をしています。
また、新入社員も一緒にOJTという名目で作業を教えながら、その業務に従事しています。
この同僚Nくん、もう30年来の付き合いですが、なかなかの曲者。
プライドが高く、なかなか自分のミスを認めないし、私が居ない場所で自分がおかしたミスを、客先担当者に『私のミス』という事で報告したりと、なかなかに油断ならない奴。
ただ、悪意があっての事ではなく、『保身のため』というのが丸わかりなので、大目に見ているのです。
昨日のミス、私とNくんだけで話をしていれば、Nくんももう少し素直に私のアドバイスを聞いたのでしょうが、新入社員も客先担当者も居る前で、『ミス』の話をしだしたので、話はだんだん『おおごと』になっていきました。
最初に「自分が寸法間違いをしたので、申し訳ないですが、正規の寸法に直してやり直します」と言っておけば、そんなに『おおごと』にはならなかったのです。
kくんは、自分のミスを隠したいのか、非を認めたくないのか、『寸法間違い』を隠して、客先担当者に説明をするもんだから、矛盾点をつかれては『隠蔽工作』的言動を繰り返し、どんどん『おおごと』になってしまいました。
最初に『寸法間違い』を認めていれば、翌日午前中でリカバリーできた事を、自分の非を認めなかったおかげで、翌日いっぱいかかってしまう事になってしまいました。
新入社員の前で『いい格好』したかったのか、客先担当者に叱責されるのが嫌だったのかは不明ですが、そのおかげで私も大変な思いをしました。
私と二人だけで話をしていると、気のいいおっさんなんですが、ね。
最近は、私の事を『ライバル視』するようになり、距離を置かれるようになってしまいました。
せめて、ミスをしても、周囲への影響を最小限に留める、という意識を持ってほしいものです。
※仕事内容に関しては『守秘義務』のあるものなので、詳しく書けないのが残念ですが、何となくで読んでもらえるとありがたいです。