年齢を重ねると、なかなか外食で冒険しよう、という気が無くなってしまいます。
『これを食べるならココ』という感じで、食べたいメニューによって店が固定されてしまいます。
今回は【餃子の王将】です。
私は中華料理が好きです。
中華料理の中でも『天津飯』と『酢豚』が好き。
この2品にはちょっとこだわりがあります。といっても細かいこだわりではなく『自分好みの味かどうか』だけです。
で、餃子の王将で食べるメニューは『天津飯』です。
今では店舗によってそんなに味に違いはありませんが、以前は各店舗で味が違いました。同じ【餃子の王将】でも店舗によって、美味しい天津飯、美味しくない天津飯があったんです。
自宅近くの餃子の王将の天津飯は非常に美味しかった。
私好みの味だったんです。
ですので、天津飯が食べたくなったら自宅近くの餃子の王将に行っていました。
今では店舗によって味の違いが無くなり、どこの店に行ってもあまり差がなくなってきました。ですので、安心して天津飯が食べれます。(自宅近くにあった餃子の王将の天津飯に比べたら、味は落ちますが。今はその店は閉店してしまっています)
月に1度くらいの頻度で『天津飯』が食べたくなるので、餃子の王将に行っています。
一緒に注文するのは『餃子』。餃子の王将ですからね、餃子は必須です。
餃子の王将では『天津飯+餃子』しか頼まない、といっても過言ではありません。
ここからは余談ですが、10年以上前のこと。
仕事で横浜に2ヶ月ほど行っていました。
毎日朝8時から夜11まで働いて、マンスリーマンションに帰る、という生活です。
そのマンスリーマンションは桜木町にあり、賑やかな場所。
もちろん、餃子の王将もありました。
2週間に1日、休みがあり、休みの前日にみんなと餃子の王将に行くことが多かったのですが、その最初の日、私は『びだくんスペシャル』(←ただの天津飯+餃子なんですけどね)を注文し、みんなと談笑し『今か今か』と天津飯を待っていました。
天津飯が運ばれてきて、それを目にしたとき、考えるよりも先に
「すいません、私が注文したのは天津飯なんですけど」
と店員さんに確認しました。
というのも、こちらで食べている天津飯の外見と、出てきた天津飯の外見が全く違うものでした。正確に言うと『色』が違いました。
店員さんは
「はい、天津飯ですけど?」
と『このおっさん、何言ってんねん』という感じで返事をしました。
そう言われると次の言葉が出てこず、渋々その天津飯を食しました。
食べてみてびっくり。
ケチャップの味が支配的な天津飯、その当時の私は『あんかけオムライス』やん、と思ったものでした。
その当時は、関西と関東で『天津飯』に違いがあるとは思っていなかったのです。
関西の天津飯を思い浮かべて、口がその口になっていたので、関東の天津飯がどうしても口に合わず(というか天津飯を期待していた気持ちが大き過ぎた)、珍しく残してしまいました。
多分、関東の天津飯はそういうもの、と分かっていて注文していたら感触していたと思います。
ちょっと驚きが大きかった、という話です。
話を戻しますが、天津飯が食べたくなったら【餃子の王将】、という思考になっているんです。
ただ、京都には【マルシン飯店】という天津飯が激ウマな店があるので、一度はそこで天津飯を食べたいな、と思っています。