今から45年ほど前の話です。
私が小学生の頃の習い事といえば
・習字
・そろばん
・ピアノ
・公文
と言ったところが定番だったような記憶があります。
私の周りも習い事をしている人の殆どが上記の習い事をしていました。
私は小学校入学した頃から習字を習いに行っていました。
私の通う習字教室は墨汁を使うことを禁止していて、固形墨をすっていました。
子供の頃の私はそんなに走り回ったり、落ち着きがなかったりなんて事はなかったのですが、習字教室に通うことで、集中力はかなり養われたと思います。
今ではあまり習字教室・書道教室・そろばん教室はみかけなくなりました。
精神の鍛錬にとても良いように思うのですが、なかなか習いたい、という子供が少なくなってきているんでしょうね。残念です。
今ではスポーツの習い事のほうが多くなっているような気がします。
私は軟式の少年野球をしていましたが、その頃はものすごく野球チームが多くて、大阪府の守口市の大会では10チーム前後はあったのではないか、と思います。
今は野球よりサッカーでしょうか。
私の現在の住居の周りではサッカーが主流のように見受けられます。
子どもたちを取り巻く環境も変わっているように聞きます。
私の子供の頃は、保護者が見学に来ることもチーム運営を手伝うことも皆無でした。
監督・コーチをしてくれていた大人数人と子どもたちだけで、淀川の河川敷まで(約5km)の道のりを自転車で移動していました。
今は保護者が車で送迎する、というのが一般的のようです。
私もこの時代に産まれてくれば良かった、と羨ましい気持ちと、友達同士でふざけながら練習場までの往復をして、楽しかった事を思い出すと、あのころの方が楽しかったかな、という気持ちが入り混じります。
在宅勤務が続き、外出自粛が続くと
『外出したい』・『どこそこに行きたい』と考えがちになり、また、普段仕事をしている時に比べて時間があるため、いろいろと考える時間が増えます。
今回の記事もそれです。今までしたことのない家事を少しだけするようになり、その合間合間にいろんな事を考えていたら、習い事のことを思い出しました。
早く新型コロナウイルスが終息してくれるといいですね。