私は飲食店などで食事をしたあと、会計を済ませて帰り際に『ごちそうさまでした』
とか『ごちそうさん』と声をかけて店を出ます。
それは高校生の頃からずっと当たり前のようにしていました。
私の周りもよく『ごちそうさま』を言っています。
また、コンビニや家電量販店などで買い物した後、会計後には『ありがとう』と言います。
この行動は関西ではよく見かけるもので、当たり前の光景とも言えます。
それが『関西限定(もしくは関西に多い)』という事を、つい最近まで知りませんでした。
そういえば、そうなのかな、と感じることもあります。
関東などに出張に行ったときなどは、コンビニや飲食店で『ありがとう』・『ごしそうさま』を言っている人が少ないのを感じていました。
私の周囲では、気さくな奴が多いので、飲食店で美味しく食事をしたときなどは、
『ごちそうさん、美味しかったわ』とか『ごちそうさまです。美味しかったです』などと、必ず声をかけて店を後にします。
飲食店で食事後に『ごちそうさま』を言わずに出ると、なんだか違和感を覚えて、どうも気持ち悪い。
以前、雨の中のバイクツーリングで名古屋を通過したとき、名古屋市郊外の『モスバーガー』に立ち寄り、食事後にトレーを返しにトレー置き場に行くと、店員さんが「雨なので体調を崩さないようにしてください。お気をつけて」と声をかけてくれました。
雨のため気分が上がらず、鬱々としていた気分だったのですが、声をかけてもらってとても嬉しく、元気が出たことを今でも覚えています。
何気ないこの声掛け、相手にはとても励みになったり、嬉しくなったりするもんですね。
今ではチェーン店での飲食が主になってきていて、声掛けする場面も少なくなってきましたが、それでも関西にいるときは皆さん、店員さんに『ごちそうさま』・『ありがとう』を言ってらっしゃいます。
これからも、この良い習慣を子供や孫たちの手本となるように、続けていこうと思っています。