9月1日は言わずとしれた『防災の日』。
制定されたのは関東大震災があった日という理由は、あまりにも有名です。
防災の日・・・・、小学校や中学校の時は『避難訓練』をしていました。
当時は、避難訓練をしていても実感はなく、周りの友達とふざけながら避難訓練をしていた記憶が思い返されます。
しかし、1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災など、大きな地震を体験したり、報道で見たりすると、災害が身近に感じるようになりました。
身近に感じるようになったものの、防災ってどうすればいいのか?という疑問が頭をもたげます。実際、災害にもいろんな自然災害があります。
気象災害
雨・風・雪・雷など、天候による災害が、気象災害にあたります。
台風だと雨・風ですね。
雨だと水害(堤防の決壊や内水・外水氾濫など)や土砂災害(土石流や斜面の崩壊など)。
風だと家屋の損壊や倒木など。規模の大きな台風などでは、車が飛ばされたり、鉄塔が倒れたりします。
雪は、家屋の倒壊や停電など。
雷は落雷による火災や停電、人的被害など。
があります。
特徴としては、時間的に中・長期にわたりる天候の被害があります。
地震
津波・火災・液状化現象・家屋や建造物の倒壊などがあります。
地震だけを見ると、時間的には短時間ですが、その自信による揺れなどによって起こる現象によって大きな被害をもたらす、という特徴があります。
火山の噴火
溶岩流・火砕流・火山噴出物(火山灰、火山弾、火山ガスなど)
火砕流は1991年に雲仙普賢岳で起こっています。
2014年の御嶽山噴火では、火砕流や火山弾にみまわれました。
これらの災害にどう備えるのか
気象災害の場合、比較的に時間の余裕があります。天気予報の精度が高いため、数日前から台風や雪などの情報が得られます。
しかし、地震や火山の噴火はなかなか事前に知ることが難しいです。
最近は緊急地震速報などがありますが、それも地震がくる数秒前程度です。(自身が発生した際、縦波(初期微動)を感知してから横波(主要動)がくるまでの時間差)
これらの災害に備えるには、事前に防災セットを揃えておくことが重要です。
水は1日に大人で2〜3リットル必要と言われています。それを3日分×家族の人数分が目安のようです。日頃から備蓄していますか?災害が起こってからでは手に入りません。日頃から意識して備蓄しておきましょう。(消費期限が近づいたら、それらの水を生活水として使用し、新たに買い足すといいでしょう)
食料はどうですか?カップ麺や缶詰、ビスケットなどを用意しましょう。
灯りや電池はありますか?懐中電灯やスマホの充電池、乾電池などが必要です。
用意すべきものは沢山ありますが、避難の際の足手まといにならないくらいの物を厳選しておくといいのではないでしょうか。
おわりに
災害にあった際の事を日頃からシミュレーションしておくことも大事です。
避難場所はどこなのか、避難経路はどうか等、事前に知っておくだけで、避難行動の際に戸惑うことも少なくなると思います。
何事も事前の準備をしっかりしておくこと、これに尽きるのかな、と思います。
年に一度はそういう事を考えたり、準備したりする日にしたいもんです。