日々の雑感!他愛のない内容のブログ

ふと思い立ってブログを始めます。ブログのジャンルとしては雑記ブログとなります。

大工仕事は面白いけどしんどい

私の仕事で、今年度はいろいろな変革がある事が多くありました。

その一つに『大工仕事』があります。

これまで30年間、取り引きのある工務店にオーダーしていました。

それが、この新型コロナウイルスの影響で、その工務店の経営が急激に悪化し、倒産こそ免れていますが、職人を抱えていかれなくなり、私どもの仕事をオーダーしても、職人に支払う給料の工面が出来ず、職人は怒ってしまって来なくなりました。

 

www.beedakun.com

 

この問題は、私どものオーダーした業務は、業務完了後の翌々月の10日払いという、あまりいい支払条件での業務も一因になっていると思います。

工務店の社長にしてみれば、仕事を受注しても入金は『業務完了後の翌々月10日払い』でしか入ってこないので、業務をしている期間は『工務店の持ち出し』となります。

職人への支払は毎月発生しますが、そのお金の工面が出来ないのです。

 

 

そういう事情で、工務店をアテにすることが出来ない状況になり、仕方なく自分らで『大工仕事』をすることになりました。

これまである程度の『大工仕事』は普段からしていましたが、1から作り上げるのは初めてです。

11月の終わりから約3週間、新入社員を使って『大工仕事』をしていますが、非常に楽しい。

50㎡程度の敷地に単管パイプで架台を作り、その上に木やアクリルを使った製作物を乗せるのですが、ミリ単位の精度を求められる作業を、図面寸法通りに加工したり、ネジで止めたりと、頭と体を使った作業に、楽しさを感じながらも非常に疲れます。

また、足場を組む作業も並行して行うので、力仕事が続き、ここのところ疲労困憊しています。

 

VOICE レーザー墨出し器

 

そんな『大工仕事』をして感じたこと。

『やっぱり仕事は道具やな』ってこと。

工務店が来れない状況で、工務店の道具を使えないので、あまり電動工具など、作業に見合った道具をなかなか揃えられずに、工夫しながらの作業になっているので、なかなか作業が進みません。

相方は新入社員ですし、仕事を教えなければならず、思うような作業スピードになりません。

 

それでも、しっかりと寸法通り切ったベニア板や垂木(たるき)を組み合わせていき、ビス止めして組み上がったときに、図面通りに出来上がったときは『達成感』があります。

 

 

あと2週間、しっかりと『大工作業』をしていこうと思っています。