人には『苦手な音』があると思います。
黒板を爪で引っ掻く音・歯医者の機械音・マイクとスピーカーのハウリング音など、人によって様々だと思います。
私はあまりそういうのが無い方だ、と思っていました。
しかし、ここ数年の異常気象のおかげで『苦手な音』があったんだ、と思い知る事になりました。
その『苦手な音』とは、
①テレビ中継での雨具を叩く『雨の音』
台風や大雨中継で、アナウンサーさんが決死の覚悟でリポートしてくれている時、レインコートなどを叩く『雨の音』がどうにも不快音になってしまいます。
マイクを通して音を拾い、テレビのスピーカーから流れてくるあの『雨の音』。
あまりにも不快なので、アナウンサーさんの決死のリポートが入ってきません。
雨具を叩く『雨の音』、ちょっとボリュームが大きいんでしょうかね。
生で聞く『雨の音』は全然なんともありません。
マイクやテレビを通した音がたまりません。
②テレビで流れてくる『ハンバーガーの包み紙の音』
これは①が苦手だ、と気づいてから、それに似た音に過敏になり、気づいた音です。
これもマイクで拾い、テレビから流れてくる音なのですが、テレビ出演者がハンバーガーを食べようとしているときの『包み紙』がバラバラバリバリと音をたてている時の、あの音。
どこか『雨具を叩く雨の音』に似ていて、どうにも落ち着きません。
生で聞く『包み紙の音』はまったく気になりません。
ここ数年、大雨や台風が頻発していて、そのたびにアナウンサーさんがリポートしてくれる回数が増えているように思います。
現地でリポートしてくれるアナウンサーさんやスタッフさんの安全も気になるし、音は不快だしで、どうにか『安全な場所』からリポートすることは出来ないんでしょうか。