私の生活の中で、よく使う店では『電子マネー化』しています。
少し前まではほぼ『現金払い』だったのに、急激に『電子マネー』になりました。
大阪本社に通勤する場合を例にとってみてみましょう。
通勤時;定期券⇒ICOCAへ(これは電子マネー化と言って良いのかな?)
会社近くのコンビニでコーヒーを購入:paypay
昼ごはん:ほっかほっか亭で弁当:現金
休憩時:自動販売機でコーヒーを購入:paypay
帰りにHotto Mottoで弁当を買う:Hotto Mottoアプリの電子マネー
と、現金を出す場面はほっかほっか亭しかありません。
京都で仕事をする場合は、昼ごはんをファミリーマートで購入しますが、これもアプリでファミペイ払いにしています。
じゃぁ、いつ現金払いをしているか、というと普段買い物をしない店での支払いは現金でやりとりしています。
電子マネーに対応している店でも、普段行かない店では現金で支払っているのです。
理由は、慣れていないから、です。
初めて行った店で、paypay対応していたので、それで会計しようと思ったら、やり方が分からずオロオロした経験があるからです。その店では、QRコードを用意していて、客にそのQRコードを読み取ってもらい、金額を入力して支払うというシステムでした。
それからというもの、初めての店では電子マネーで支払うのを控えています。
ちょっと前置きが長くなりましたが、昨日ニトリに行って買い物をしました。
義父の体調が思わしくなく、痩せてしまって寝転んでいても骨が当たって痛いから、厚さのある長座布団とジェルクッションを買ってきて欲しい、というリクエストがあったから。
ニトリって安いですね。ちょっと安さに感動して、言われていた商品以外も少し見て回りました。
今だと『Nクール』ですかね。夏真っ盛りになったら、購入を検討しようと思います。
しばらく店内を見て回って、購入商品をレジに持っていきました。
会計は4,480円。
財布から1,000札を5枚取り出してトレー(カルトン)に置きます。
『お釣りは520円になるな』
なんて思いながら待っていると、店員さんが
「確認させてもらいます」
と、1,000札5枚を手に取り、『私も一緒に確認してねオーラ』を発しながら私を見ます。
「あぁ、はい」
と応じながら、店員さんの手元を見ます。
店員さん、お札を数え始めました。
「1・・・・・2・・・・・3・・・・・4・・5」
と数えたのですが、その数え方が気になりました。
5枚重ねた1,000円札の下側を1枚取ってカウントが始まったのですが、まぁ1枚目は普通。2枚目をカウントした時、お札の向き(上下)が1枚目と逆さまだったので、向きを直してカウントしました。3枚目、今度は面(表裏)が違いました。それも律儀に裏返して、上下も合うようにしてカウントします。
4枚目も同じ。5枚目は合わせていた面と向きが一致したので、カウントは早かった。
お客さんに確認してもらいながら、お札の向きを変える(その分時間がかかる)ってどうなん、と思いながら見ていました。
どうせレジの機械にお札を挿入したら、向きとか関係なく数えてくれるんやから、その動作は意味ないんちゃうん、と。
そして、『この人、きっと血液型はA型なんやろなぁ』とも思ってしまいました。
というのも、私の嫁さんが同じようなタイプ。几帳面なんです。
千円札5枚だったから、まぁ楽しみながら眺めていましたが、これが千円札8枚ほどの会計だったら、多分楽しむ余裕は消えていたでしょう。
特に不快感や嫌な気分になったわけではなく、こういう数え方するくらい几帳面な人もいるんや、という新鮮な気持ちになったんです。
電子マネーで支払っていたら、こういう発見はなかったでしょう。
やはり人と人が対面で、物(お金や商品)のやり取りをすることが大事なんだなぁ、って感じました。