今の仕事に就いてはや30年近く。
ちょっとやそっとのことでは動じなくなり、スキルもそれなりアップし、仕事に関しての不安はあまり感じなくなっています。
ただ、体力と集中力が目に見えて衰えてきているのを自覚しています。
体力の衰えは、電動工具や重機などを使い、できる限り体力を使わなくてもできる方法を考え出し、実践しています。
大きな会社であれば、計画的に人員配置が行われ、私くらいの年齢の社員には数人の部下がついていても不思議ではないのですが、中小企業の小よりの会社である我社では、部下を配置できるほどの社員が入ってこず、必要最低限の人数で仕事をしています。
ですから、
「これやっとって」とか「この荷物を倉庫に入れといて」というような憧れの言葉を発することもなく、全て自分でするのです。
でも、体力の衰えは工夫すれば乗り越えられます。
問題は『集中力』の衰えの方。
若い頃は3時間でも4時間でも、長い時には8時間ご飯も食べずぶっ続けで仕事をしていました。
それが20代の頃。
30代、40代と年齢を重ねるごとに『集中力』の持続時間が短くなり、今ではよほど気合が入っているときは別として、通常業務では1時間が限界。
いろんな口実を考えては1時間毎に休憩をしています。
そんな私の気分転換法は、『300mほど離れた自動販売機まで歩いて行き、ジュースを買うこと』です。
仕事をしている場所は広く、歩いて構内を一周すると軽く15分はかかります。
『気分転換』にかこつけて、3時の休憩時には構内をウロウロしている次第です。
広い構内に人の姿はまばらで、平均すると20人ほどしかいません。
ですので、ウロウロと歩くのがとても『気分転換』になるのです。
いろんな野生動物(猫はもちろん、運が良ければキツネやたぬき、さまざまな種類の鳥など)を見かけますし、なんといっても静かで、ちょっとした林のようになっているところもあり、疲れた体と頭をリフレッシュするのにはもってこいなのです。
ただ、この『気分転換』法は雨の日には使えない、というのが難点です。
目下、雨の日にもできる『気分転換法』を考えているところです。