今の季節、暑さに体が慣れていない状態で、気温が高くなって湿度も高い時に『熱中症』になる危険が高まります。
夏真っ盛りの7月中旬〜8月初旬も『熱中症』患者は多いのですが、以外に梅雨時のジメジメした時の気温が高くなり始める今くらいの時期も『熱中症』患者が多いです。
最近、テレビやネットニュースを見ていると『暑熱順化』という言葉を頻繁に目にするようになりました。
私は現場作業が多いので、『暑熱順化』という言葉は以前から知っていました。
この『暑熱順化』とはどういう意味でしょうか?
・暑熱順化
体が暑さに慣れること。
だそうです。シンプルですね。
暑い日が続くと体が暑さに慣れて(暑熱順化)、暑さに強くなります。
そうして本格的な夏の暑さに耐えれるんですね。
ですが、いろいろと便利になった世の中、この『暑熱順化』が上手くいかない環境になっているように思います。
買い物に行けばたいていの店はエアコンが完備されているし、外食に行くとしっかりとエアコンが効いています。
車に乗れば、必要以上にエアコンの効かせますし、寝るときもエアコン。
これではなかなか『暑熱順化』できません。
かくいう私も、日中は暑い中で作業していますが(現在は在宅勤務)、家に帰ると風呂上がりなどは30分ほどエアコンをかけます。
暑くて寝苦しいときも1時間のタイマーをかけてエアコンのスイッチを入れることもあります。
そうすると、その時は心地いい気分になるのですが、翌日には体がダルくて大変です。
あまり暑さを我慢するのは良くないですが、エアコン環境下に必要以上に居るのも体に負担をかけます。
何事も『ほどほど』がいいんでしょうね。
歳を重ねるごとに『暑さ』への耐久力が落ちている気がします。
あまり無理せず、『暑熱順化』をし、これは無理やと思ったら迷わずエアコンのお世話になろうと思っています。