先日、アルバイトの面接をしました。
5名の方が応募してきてくれて、2名の方に来ていただくことに。
2名の方は、49歳男性の方と40半ばの女性の方。
お二方とも人生経験が豊富なので、こちらが気にしているほど緊張されていませんでした。
お二方の経歴は素晴らしく、労働意欲も旺盛で、見ていて非常に気持ちがいい。
気持ちが前のめりすぎるほど前向きで、日頃私が漫然と業務をこなしている気持ちを改めねば、と感じるほどです。
女性の方は、見るもの全てが新鮮のようで、工具や機械の名前を覚えるところからしなければならず、大変そうでしたが、キチンとメモを取り、昼休みもそのメモを整理したりと、頑張ってらっしゃいました。
男性の方も勉強家で、専門書を渡してみると「勉強が好きなので嬉しいです」と、ニコニコしながら勉強されていました。
業務を教えているときも、分からないところはちゃんと聞いてくれますし(当然と思われるかもしれませんが、最近の新入社員はそれが出来ないのです)、こちらの意図を理解しようとする姿勢がありありと感じられます。(私のしている仕事は、なかなか珍しい仕事なので、戸惑いが多いと思うのですが、前向きに頑張ってくれます)
そんな二人を見ていて、私も気持ちを新たに頑張らないと、という気分にさせてくれます。
こんなに素晴らしい人材が職を探しているなんて、とても不思議な気分になっています。この方たちなら、どこの職場に行っても重宝されるだろう、と思うのですが世の中はそんなに甘くないようです。
男性の方に聞いてみると、まず年齢で弾かれて、面接もしてもらえない。面接までこぎつけても、会社側は採用に消極的な態度での面接で、自分の方から断ることもありました、と言っていました。
この方達と年度末まで業務を行える、と思うとなんだか嬉しくなってきます。
前向きな方たちと仕事をするのって、とても楽しいですもんね。