昨日、技術士一次試験が行われ、受けてきました。
天気も良く、気温もほどほどの暖かさで、とても気分良く試験会場まで行けました。
いつも試験を受ける時は緊張していたのですが、今回の試験は緊張をすることなく、試験開始を迎えられました。そう、試験開始までは気持ちが落ち着いていたんです。
今回はそんな技術士一次試験を受けた事について書いてみたいと思います。
試験勉強は試験日が近づくにつれ、やる気が起こらないという、めんどくさい心境に陥り、モヤモヤとしていました。
その理由は、試験日1ヶ月前までに反復学習をして、過去7年分の各科目(3科目:基礎・適正・専門)で合格点を取れていたから。
ピークを持っていくのを間違えてしまったんですね。
で、前日も問題を読み流しながら勉強し、気持ちの中では『余裕なんじゃないか?』と少しナメた気分でいました。
試験当日、自宅から1時間半かけて試験会場へ。
試験会場は大阪学院大学でした。
綺麗なキャンパスで、思わず『大学生になりたい』と感じましたよ。
試験会場では、技術士会の方たちがピリピリとした雰囲気で、新型コロナウイルス感染予防に神経を尖らせていらっしゃいました。そのおかげで、安心して試験を受けれました。
技術士という資格は、30歳前後の技術者を対象にしていて、将来は技術士として活躍していくことを目的にしています。ですので、本来なら大学生〜30歳くらいの人がメインで、私のようなおじさんは少数なんではないか、と思っていたんですが、なんてことはない、私くらいの人も結構来られていました。女性も1割位、来られていました。
皆さんご苦労さまでした。
試験は、専門科目⇒適正科目⇒基礎科目の順で行われます。2時間・1時間・1時間の試験時間。間に30分の休憩を2回設けていて、12時から始まって17時に終わるというスケジュール。
自信がある順番は、適正⇒基礎科目⇒専門科目でしたので、試験の順番には一抹の不安はあったんですが、それも始まってしまえば問題ないやろ、と思っていましたよ。
実際、試験が始まってみると、専門科目の問題を見てビックリ!!
過去7年分の問題からガラリと変わっていて、難易度がかなりアップしていました。
問題を見て、頭の中に花が数本咲いて、問題を読み進めていくうちに、数本の花が数十本になっていました。
それでも専門科目はなんとか合格点までの問題数は正解できたんじゃないか、というくらいまでは出来ました。ただ、初見の問題が多かったので、自信が持てないまま次の適正科目へ。
適正科目は勉強をしていても『安パイ』の科目、という印象を持っていたので、ここで気持ちを立て直そう、と思い問題の冊子を開ける。
・・・・・・。全然『安パイ』じゃない〜!!
やはり問題の傾向が大きく変わっていました。
いやいや、そんな意地悪せんでもいいやん、と心のなかで叫びながら問題を解く。
解き進めると、頭の中の花が花畑の様相を呈してきて、なかば諦めの境地で適正問題を終了。一番簡単な科目だと思っていたので、ショックが大きかった。
最後の基礎問題。嫌な流れはやはりここでも。
試験問題を作っている人のイケズさが垣間見えるほど、問題は過去問と比べて大きく様変わり。
3科目の中で一番難しかった。30問ある問題の中で自信を持って答えられた問題がわずか2問。これでは合格には程遠い。
少ない試験時間内で、頭をフル回転させて勘を研ぎ澄ませ、規定の15問を解答。
この時点で頭の中は満開の花畑状態。花畑の中で蝶々と戯れている私がハッキリと見えました。
かくして、全く手応えのないまま、技術士一次試験を終えました。
試験会場から放心状態のまま、大阪の京橋駅に降り立ち、人の少ない静かな場所で食事をして帰ろう、と思いOBPにあるココイチでカレーを食べて頭をクールダウンさせました。
その帰りの大阪・京橋の夜。
試験はマークシートなので、問題は5択。
ですので、手応えはないんですが、当てずっぽうでも20%の確率で正解する可能性があります。
来週の月曜日にはホームページで解答がアップされるそうなので、それまでドキドキしながら待ちたいと思います。