先週土曜日に、車検のため愛車を先輩が勤めるカーディーラーの営業所へ持っていきました。
もうかれこれ17年乗っている愛車。車検代は以前見積もってもらった額で言うと、25万円近くかかりそうです。
それでも買い替えるほどの財力もないため、車検を通してあと2年は乗ろう、という事になりました。
先輩のいる営業所に着くと、代車が用意されていました。
ヴィッツのハイブリッド車。
しばし営業所の中で先輩と雑談。いつも変わりなく気遣いのできる先輩に、感謝しつつ代車に乗り込みます。
その流れで先輩は
「ほんじゃなぁ。来週水曜日には出来てると思うから」
と、見送り体勢。
私は、ハイブリッド車のエンジンをかけることが出来ずあたふた。
そんな私の姿を見て先輩は苦笑し、車の始動方法を教えてくれました。
なんと!!エンジンキーを挿して、今までのように(といいますか、私の車では)エンジンキーをスタート位置まで回しても、エンジンが『ブォーン』と、音を響かせてかかりません。
メーター部分に【READY】と出て、それで走行可能を示しているそうです。
ほんとに静かで、おそるおそるアクセルを踏むと、加速しました。(当然か)
土曜日の夜に、営業所から家に帰る道中、かなり緊張しながら帰っていました。
それから水曜日まで、通勤に・買い物に使わせてもらいましたが、乗り心地もいいし、ガソリンの減りが格段に違いますね。ハイブリッド車恐るべし、です。
そして、車内を見渡すと、いろんなスイッチがあって、なんだか楽しい。
特に『ディマースイッチ』は、私の乗っている車では、スモールライトとヘッドライトの2段階の点灯になっていますが、ハイブリッド車にはもう1段回すことができます。
よく見てみると『AUTO』と書いていたので、暗くなれば自動で点灯する、ということなのかな、と想像していました。(あまり触ると壊してしまいそうで、使わなくていいものは極力使いませんでした)
そして水曜日、車検が出来上がったという連絡があったので、仕事終わりに代車と愛車を交換しに営業所へ向かいました。
その途中、なんだか怖いスイッチを見つけてしまいました。
それがこれ。
ん?追突しろというスイッチか?
このスイッチがあったのはセンターコンソールのドリンクホルダーの上部。
何のためのスイッチなんやろ?と疑問に思いながらも、営業所に着いたら先輩に聞いてみよう、と思って気にしないようにしていました。
結局、聞くのを忘れてしまい、先程ググってみました。
このスイッチは『PCS(プリクラッシュセーフシステム)スイッチ』というそうです。
衝突の可能性が高いと判断した場合、警報やブレーキ力制御で、衝突回避操作を補助するそうです。
でもスイッチの絵は衝突してるようやけど、と思ってしまうのは私だけ?
今回、代車を借りて『浦島太郎』のような気分になってしまいました。