今から10年ほど前になるでしょうか。
出張先の現場で、後輩が持っているのを見て『これは便利だ!!』と思った物。
それが『伸び縮みする孫の手』です。
どういうものかと言いますと、こういう感じです。
手に持つとこんな感じです。
なぜ『これは便利だ!!』と思ったのか。
冬場は乾燥しますし、静電気も悪さしているのか、背中や二の腕などが非常に痒くなります。
また、重ね着をしているので、痒くなった場合、手で掻くという行動がなかなかできません。
毎年『孫の手が欲しい』と思っていたんです。
ですが、現場に『孫の手』を持っていくのは躊躇われました。
その頃の私がイメージしていた『孫の手』は、竹?でできた長さ30センチ程度の『孫の手』。(余談ですが、孫の手から連想されるのは、俳優の成田三樹夫さん。ハッキリとした記憶がある訳ではありませんが、成田三樹夫さんが使っている印象があります)
竹?でできた孫の手を、出張の荷物の中に入れてしまうと、折れてしまうんじゃないか、と不安だったんです。
そんな時に後輩の『伸び縮みする孫の手』を見た瞬間に『これだ!!』と思いましたね。
竹?の物と伸び縮みする孫の手を比較してみました。
縮んだ状態だとこれだけ差があります。
一方、伸ばした状態だとどうなのか。
これが結構伸びるんです。
約15センチ〜50センチの範囲で伸びるんです。
ですので、痒い場所に合わせて長さを調整して掻くことができるんです。
私にとって重要な『持ち運びの良さ』も合格。
筆箱にも入る程度に縮まりますから。
この『伸び縮みする孫の手』を手に入れるまでは、出張先で使用していたものは、30センチ定規だったり、建物の壁(角っこが最適)を使ったりしていました。
現在は、家では竹?でできた孫の手を、仕事場では伸び縮みする孫の手を、と使い分けています。
不思議と痒みが出てくるのが冬場なんですよね。
夏場はあまり痒みが出てきません。
冬になると地味に活躍してくれる『伸び縮みする孫の手』が手放せません。