仕事で客先と話をしている時に『カイズカイブキ』を購入する、という話がでました。
以前、他社で行っていた業務で『カイズカイブキ』を使った、という記述が報告書にあり、それに則って今回の業務を行うのだ、と。
その報告書を見せてもらったら、前後の文章は省きますが、こう書いてありました。
『比較的手に入りやすいカイズカイブキを使用』と。
客先担当者からは
「カイズカイブキ、手に入るか調べてくれへん?」
と依頼されたので、すぐさまホームセンターに電話を・・・・・と行動を起こそうとしましたが、この『カイズカイブキ』、どういうイントネーションで発音するのか、区切る所はあるのか(『カイズカイ・ブキ』なのか『カイ・ズカイブキ』なのか、それとも・・・・・)。
私は初見で『カイズ・カイブキ』と読みました。
そこでネット検索をしとけば良かったんですが、元来イラチな私は、上記の問題に悩みながらもホームセンターに電話しました。
「カ・イ・ズ・カ・イ・ブ・キは置いてますか」
と、いち音いち音ハッキリと区切ってです。
電話口の女性はすぐに理解してくれて、園芸コーナーに回しますので、しばらくお待ち下さい、と電話を保留し、暫し待つ。
園芸コーナーの担当者が電話口に出て、また同じ質問を繰り返します。
「カ・イ・ズ・カ・イ・ブ・キはありますか?」
担当者は
「あぁ、ありますよ。高さは1mくらいの物が8本ほどあります。値段は1,078円です」
とスラスラと対応してくれました。
すぐにその電話したホームセンターへ行き、実物を見ることにしました。
この時点でも『カイズカイブキ』がどういう木なのか調べていなかったので、園芸コーナーで少し探し回りました。
1mくらいの高さって言ってたので、それくらいの木を探しますが、まず1mの高さがある木が見当たりません。
片っ端から見て回り、気にかかっている商品札を確認してみると、ありました。
私はカタカナで『カイズ・カイブキ』という木だと思って探していたので、最初商品札を見た時はスルーしかけました。
その商品札に書かれていたのは・・・・・・・。
『貝塚伊吹』
久しぶりに唸り声を上げてしまいました。
なるほど、『カイズカイブキ』じゃなく『カイヅカ・イブキ』ね。それも漢字って。
報告書に漢字で書いといてくれたら、こんなに困らんかったのに。
と、一つ賢くなった私です。
因みに1mの『貝塚伊吹』は小さすぎて使えないので、ほかの木を探すことにしました。