日々の雑感!他愛のない内容のブログ

ふと思い立ってブログを始めます。ブログのジャンルとしては雑記ブログとなります。

【頸椎椎間板ヘルニア 人工椎間板置換術の話】入院・手術編④ 手術後〜ICU〜病棟へ

手術中は当然のことながら全く覚えていません。

気がつけばICUでした。

ICUでも入ってしばらくは記憶が定かではなく、最初の担当看護師さんは女性でした。

少し会話をしたように思うのですが、会話内容などは覚えていません。

歯磨きをしてくれましたが、『結構雑やな』という印象が残っています。

(とはいえ、麻酔が完全に抜ききれていない患者さんが、しっかりと口を開けてられるとも思えず、致し方ないかなと思っています。)

 

推測ですが、手術が終わったのが16:30前後、ICUで気がついたのは全く見当がつきませんが、日勤の看護師さんがいらしたので、20:00より以前には気がついていたと思います。

 

 

歯ブラシをしてもらった後、また意識がなくなり寝ていました。

ほんとにストレスなく眠れていましたので、非常に心地よい。

そんな心地よい状況から、なんとなく現実に引き戻されるような呼びかけがあったように感じ、目を開けると、そこには・・・・・・・、なんと!タージンさんが!!

って、ほんとにタージンさんがいたわけではなく、非常にタージンさんに似た男性看護師さんが

「夜の担当の〇〇です。よろしくお願いします」

と挨拶してくれていました。

※タージンさん:関西で有名なタレントさん。私世代ではかなり有名な方だと思っています。

 

このタージンさん似の看護師さん、非常に物腰が柔らかく、態勢を変えたいと訴えたら、優しく対応してくれて、「すいません」や「ありがとうございます」を何度も言ってくれます。非常に好印象。

 

手術前には、病棟に帰ってくるまでは絶食です、と言われていましたが、

「のどが渇いた」

と呟いたら、医師に確認し(多分当直医)、口を湿らす程度ならOK、ということだったようで、湿らせてくれました。

 

電子音や看護師さんたちの声が響き渡っていましたが、私には快適なICUでした。

時計などがなかったので、時間経過ははっきりしないのですが、タージン看護師さんが勤務時間中に2,3口水を飲ませてもらいました。

 

朝までストレスなく過ごし、(といっても寝返りはうてず、態勢を変えるのは看護師さんを呼ばなければならない。)タージン看護師さんから、翌日の看護師さんに交代。

次は女性の看護師さん。

「病棟に戻る前に体を清拭します」との事で、手際よく身ぐるみ剥がされ、ベッド上で体を拭かれます。その時にはイケメン男性看護師さんも加わります。

『お下』は男性看護師さんがしてくれました。液体をかけていましたが、私は恥ずかしさより『ベッド、濡れてへんかな』と心配になりました。が、それを確認するほどの元気もなく、されるがままでした。

 

 

10:30に病棟に戻りました。ICUから病棟に連れて行かれる際、そこそこの距離をベッドが移動するのですが、なにかあった時のためなのか、医師が同行(ベッドを押していた)してくれました。至れり尽くせりです。

病棟に着くと病棟の看護師さんが

「おかえりなさい!!」

と声をかけてくれました。

そういう何気なく声をかけてくれると、嬉しいもんですね。

 

戻ってきた病室は『個室』。

ベッド周りでは看護師さんが慌ただしく動いていて、なんか悪いなぁという気分になります。

そうこうしているうちに昼ごはんです。

さすがに写真を撮るほどの元気もなく、ベッドを起こして食事をします。

手術では気管支などをよけたりするので、「手術後は嚥下しにくくなるよ」と主治医から言われていたので、緊張します。

食事時間なのに看護師さんは私のそばにいます。どうやら食事を問題なく行えるかを確認するようです。

メニューは『サワラの西京焼き』。

小さく切って(一口サイズのさらに四分の一)口に入れます。

いつもの倍の時間を書けて咀嚼し、飲み込みます。ん?飲み込みます。んん?飲み込めない!!

何度も飲み込む動作をしますが、四回目でようやく飲み込めました。

『ほんまに飲み込みにくい!』という実感。

それに輪をかけて看護師さん2名が食事する姿を眺めています。余計に食事しにくいやん。

ごはんも少し口に入れ、咀嚼して飲み込む。

飲み込みにくいけど、最初の一口に比べたら、飲み込みにくさは軽減されています。ただ、飲み込み時のノドの痛さはあります。痛みの感じとしてはインフルエンザでノドが腫れてしまった時の痛さの5倍、という感じ。

 

はやく看護師さんをナースステーションに帰ってもらおうと

「うん、もう大丈夫。食べれます」

と、満面の笑みで言いましたが、看護師さんは

「もう少し見させてください。食べにくいのなら流動食に変更してもらいましょうか」

と、有無を言わせない力強い言葉が帰ってきます。

「いえいえ、普通食がいいです〜」

と懇願し、食事を続けます。

一口ごとに嚥下しやすくなり(といっても飲み込みにくいのは飲み込みにくい)、痛さだけが残る、という感じです。

 

 

食べにくいながらも完食。

眠気と頭が重い感じがありますが、手術前の『右腕のしびれ・麻痺・力が入らない』という症状はかなり軽減され、かなり快適になっています。

 

この後、リハビリなんかもありますが、その話は次回に。

 

【頸椎椎間板ヘルニア 人工椎間板置換術の話】入院・手術編① 入院初日 - びだくん

【頸椎椎間板ヘルニア 人工椎間板置換術の話】入院・手術編② 手術前日 - びだくん

【頸椎椎間板ヘルニア 人工椎間板置換術の話】入院・手術編③ 手術当日 - びだくん

 

過去の【頸椎椎間板ヘルニア 人工椎間板置換術の話】に関するブログは上記を参照してください。