日々の雑感!他愛のない内容のブログ

ふと思い立ってブログを始めます。ブログのジャンルとしては雑記ブログとなります。

仕事中に寝るのは大目に見るべき?

私がしている仕事内容は、詳細に書くと人物が特定されるほど少ない職種。

技術職で、西日本では数十人か、業務を受注して仕事として行っているのは一桁だと思います。

私がその仕事に従事しだした頃は、日本経済も今ほど落ち込んでおらず(コロナ前も含めて)、かなりの仕事量があり、従事する技術員も10人程度いました。

それが、リーマンショック以降は年々受注量も減少し、今では最盛期の3割ほどの売上になっています。

それに伴い、技術員も減少の一途をたどり、今では同僚と2人しかいません。

 

 

今から10年ほど前から会社に「早めに後継者を育てないと、この業務を続けられませんよ」と訴え続け、ようやく今年度(昨年11月)から、大学院卒の『期待の新人』が入ってきました。

大学教授は「彼はかなり”できる”と思いますよ」と太鼓判を押していたそうです。

業務に関係する学問もしていたそうなので、会社としては期待していました。

 

いざ、私の下に配属されてきたら、まぁクセのある若者で、日々苦労しています。

まず、業務紹介の時から

「仕事中は絶対に”寝ないこと”を徹底してくれ。寝るということは”仕事しません”という態度と同じやからな」

と、何度も言ったのですが、寝ます。

これはここ十年の新卒(高卒、大卒関係なく)はデフォルトです。

10年間に15人ほど配属されてきましたが、13人は『仕事中によく寝る』若者でした。

仕事場は、客先担当者2名が常駐されており、寝ている姿を見られると、非常に気まずい。それ以上に、単価交渉時の切り札にされてしまうので、営業的にも『ダメな行為』なんですね。

 

疲れきった毎日を癒す夜を

 

『寝る』という行為、高卒と大卒で違いがあります。

高卒の子は、ハッキリと寝ます。一応は分からないようにはしていますが、眠りが深くなると、その『分からないようにする』行為もなくなってしまい、寝ているのが丸わかり状態。中には『舟を漕いでいる』ツワモノも。

こういう子らには対応は簡単なんです。

きつく注意して、次に寝たらどうなるか、を説きます。

たいていは神妙な顔をして『スイマセン』と誤ってくれます。(でもしばらくするとまた寝るんですけどね。)

問題は大卒・院卒の子。

彼らも例外なく寝ます。

彼らは高卒の子らよりもたちが悪く、寝ているのかどうか微妙な態勢を身に着けており、すぐには『寝ている』という姿を悟らせないこと。

仕事を頼もうと、彼らの机に行くと、どうも様子がおかしい。私に気づかないんですね。私は彼らの顔を覗き込み、寝ているのを確認してから、声をかけます。

「寝てたらあかんがな」

と。

するとかなりの確率で彼らは『言い訳』をしてきます。

それも高卒の子らの素直さがなく、少しでも『言い訳』をアカデミックに見せようとして、まぁ回りくどい『言い訳』をしてきます。

 

私の仕事は、現場作業が7割、デスクワークが3割程度です。

現場作業中に寝られると怪我に繋がりますので、『仕事中に寝る』という行為は治させないといけません。

いつも彼らに聞いてみるんです。なぜ寝るのか、と。

すると答えはだいたいこんな感じです。

「前日にちょっとユーチューブを見過ぎて、寝る時間が遅くなった」

「スマホゲームに夢中になりすぎて遅くまで起きていた」

「いつも前日は早めに寝てるのに、なぜ眠たくなるのかわかりません」

 

上の2つはだいたい高卒の子らが言います。

素直で可愛いですね。正直だから、叱り方も簡単。『仕事中に寝る』ことはダメなことだけど、好感が持てます。

下の1つは大卒の子らが多いです。

まず、寝ているところを見られていても、寝ていることを認めない。

そして前日に早く寝ている、と言っているのに、話をしていると夜中まで起きていて、睡眠時間が短いことが発覚したりして、素直さがありません。

別にプライベートのことをとやかくいうつもりはありませんが、仕事中に寝るような生活習慣であれば、注意せざるをえません。

 

ぐっすりサフラン

 

今来てくれている大学院卒の子は、コミュニケーションが取りづらく、プライドも高いので、なかなか打ち解けられません。

例に漏れず、デスクワークをお願いすれば寝ますし、それを強く注意しようものなら『パワハラ』を訴えかねない勢い。

難しいですね。まぁ、『パワハラ』にはなっていないと自信をもっていますので、これからも同じスタンスで対応しますが、後継者を作る、という目的は達成できそうにありませんね。

 

すいません。内容がかたくなってしまいました。

仕事のネガティブな話題や、政治の話は極力避けようと思っていますが、今回はつい出てしまいました。