先日、私の実家に行ってきました。
実家は、守口市の大日(だいにち)にあり、そこそこ交通の便も買物なんかも便利のいいところです。
毎年、実家に顔を出すと、昼ごはんは『スシロー』か、お好み焼きの『風月』に行くのが定番。今回も『スシロー』に行ってきました。
しかし、ホテルの朝食が美味しくて、ビュッフェスタイルだった事もあり、朝ごはんを少々食べすぎてしまったので、『スシロー』では皆んな1桁の皿数でした。
『スシロー』からの帰りに、娘が『イオンに行きたい』というので、イオンモール大日へ。
行きたかったのは百均だったようで、そこに行き、その後は皆んなでウインドショッピング。
ブラブラと館内を散歩し、いろんな店を冷やかしながら歩いて、最後に『無印良品』に寄りたい、とのことだったので、私は店の外で待ち、母親と嫁と娘は店内へ入っていきました。
しばし待っていると、娘が紙袋を持って出てきました。
何を買ってきたのかな?と思って聞いてみたら、スリッパを買った、と。
それも私のスリッパを買ってくれたそう。
家で私が履いているスリッパ、もうくたびれてしまって、ボロボロになっているから、買ってあげようと思った、と。
その理由を聞いて熱いものがこみ上げてきました。
私のスリッパの画像を紹介します。
かかと部分も、スリッパの裏側もボロボロです。
私が室内を歩くと、スリッパからゴミが落ちて、『ゴミ製造スリッパ』と化しています。
小指の当たる部分は穴が空いていて、たまに転けそうになります。
もちろん、つま先部分もボロボロになっています。
どれくらいの期間履いていたんやろ。
もう10年近くになるだろうか。
くたびれてしまって、スリッパを履いていても『パタパタ』と大きな音を発します。
特に階段の昇降時は騒音に近いくらいのパタパタです。
嫁や嫁の実家の基準に照らすと、この状態でも『まだ使える』状態で、買い換える基準には達していません。
それが分かっているので、私は『買い替え』を言い出せないでいました。
こういう『スリッパ事情』を知っていた娘が、『無印良品』でスリッパを買ってくれたのです。私のために。
買ってくれたスリッパがこちら。
色も私好みで、見た瞬間気に入りました。
クッションも効いていて、スリッパの裏の素材も『静音設計』されているのか、階段昇降時にも『パタパタ』がありません。非常に静かに階段昇降が出来ます。
無印良品から出てきた娘と嫁は、スリッパの価格に関しても意見の相違が見られました。
娘の金銭感覚は私にそっくりで、あまり『お金』に関して頓着がないタイプ。
嫁はいわゆる『締まり屋』。嫁としては文句のないタイプ。
このスリッパ、スリッパとしては結構良い価格です。1,290円するそうです。
嫁はそれに納得できないようで、「百均で十分やのに」と何度も言っていました。
価格はどうでもいいんです。
これが百均の物であっても、そんなのは問題ではない。
娘の気持ちが嬉しいじゃないですか。
ホントに親バカで申し訳ないのですが、娘のこういう『優しいところ』がたまらなく可愛いんです。
このスリッパ、履き心地も最高やし、娘の気持ちが詰まっているので、できるだけ長く使うぞ!と誓ったのでした。