先日、仕事帰りにスーパーへ寄り、晩御飯を購入しての帰り道のこと。
信号待ちをしていて、ボーッと車外を見るともなく見ていたら、タクシーが対向車線を走ってきました。
仕事帰りなので周囲は暗く、タクシーはよく目立つ存在です。
ふとタクシーのスーパーサイン(空車表示器)を見ると、見慣れない文字が光っていました。
(スーパーサインって言葉、初めて知りました。)
いつもなら『空車』や『賃走』、『支払』、『割増』などが表示されています。
たまに『貸切』、『予約』、『迎車』などがありますね。
よく知られているレアな表示は『SOS』があります。
これは車内で強盗などが発生してる状況で、周囲に緊急事態を知らせるもの。
私が見た文字はこれら以外のものでした。
それは・・・・・
『救援』
という文字でした。
私の横を通り過ぎる瞬間に気づいたので、ん?となりましたが、初めて『救援』という文字を見たので、いろんなものが頭の中をグルグルしました。
上述した『SOS』に似た事態が車内で起きているんじゃないか、という思いが頭の中を支配し、信号を通り過ぎてからすぐにUターンして、タクシーの後を追いました。
が、Uターンと信号待ちで少し時間が経っていたこともあり、タクシーの姿を見つけられませんでした。
そうなるとだんだん不安が大きくなってきます。
『警察に電話したほうが良いかな?』
『タクシーの車内でえらいことが起こってるんちゃうかな?』
と、心配が膨らんできました。
タクシーを見失って途方に暮れていましたが、とにかく警察に連絡するにしても、その前に『救援』ってどういう状況なのかを調べてみることにしました。
ググってみると、どうやらこういうことらしいです。
・法的に「救援事業」という名称の運送を行っている状態。
「救援事業」とは
・おつかい代行
・宅配サービス
・くるまの119番
・陣痛119番
・犬・猫の送迎
・幼稚園の送り迎え
・運転代行
・介護タクシーサービス
などんど、多岐にわたるそうです。
う〜ん、知らんかった。
これを知って私はホッと胸をなでおろし、家路についたんです。
タクシーって人を乗せるだけではないんですね。
いろんなタクシーの業態があることを知りました。
勉強になりました。