3月12日にMRI検査を受け、15日にMRI検査結果を聞きに行きました。
12日のMRI装置内では、非常に痛みが出て、気分が悪くなるくらい、調子が悪かったんです。その後、日を追うごとに症状は悪化し、『しびれ』は続き、右手親指は感覚が無くなるくらい。
また、右手に力が入りづらく、電動工具や資材を持つのも苦労していました。
15日、診察を受けました。
MRI画像を見ながら先生は
「確かに『頸椎椎間板ヘルニア』やけど、それほどキツイわけではなさそうやな」
と、軽症者に対する対応をしようとする雰囲気だったので、すかさず
「MRIを受けてから、しびれはキツくなるし、右手に力が入らないんです」
「ヤカンを持つのも一苦労なんですよ」
などなど、不調を訴えると、先生が
「じゃぁ、握力を測ってみよか」
と、看護師さんに握力計を持ってくるように指示しました。
握力は、調子が悪くなる前は、右手45kg・左手40kgくらいでした。
(現場作業で、垂直梯子を登るのに最低でも30kgないと現場作業ができないので、行く先々で計測しています)
で、握力を測りました。
右手20kg・左手35kg。
やっぱりな、という感じ。しかし、平常時の半分以下になっているとは思いませんでした。
「画像を見てるとそうでもないんやけどなぁ、そうか、結構症状がキツイなぁ」
と、ボソボソと呟いています。
この整形外科の先生、なかなかハッキリしない先生なので、私が提案します。
「とりあえずリハビリ(頸の牽引・低周波治療)を2週間行い、その時点の症状でその後の事を相談させてください」
と、言うと
「あぁ、そうやな。じゃぁそうしよか」
と、治療方針は決まった感じになりましたが、まだ私にはお願いしたいことがありました。
『しびれ』に対する治療薬がないかを聞くこと。
現在処方されているのは、湿布とロキソニン。湿布は『しびれ(炎症を抑える)』には有効のようですが、5日間ほど貼っていても効いている気がしません。
私が
「先生、『しびれ』がひどいんですよ。ロキソニンでは『しびれ』は治まりませんよね」
と聞くと、先生は
「う〜ん、じゃぁ違う薬を出そか。この薬は服用量を増やしていく薬やねん。」
と、電子カルテに入力。
「それじゃ、リハビリとこの薬を服用して、2週間後に症状が改善していないようなら、またその時考えよか」
という事で診察を終えました。
会計後、院内処方の薬を受け取る際、受付の人から
「こちらの薬は『副作用』がありますので、こちらの紙をよく読んでおいてください。もし体調がすぐれないようでしたら、すぐに診察にきてください」
と、なんか恐ろしい言葉を承りました。
その薬の名前は『リリカ』。
とても可愛い名前ですが、単独で印刷されている注意書きのある薬は初めて。
副作用に関して書かれているのですが、要約すると以下の通り。
・めまい・眠気・意識消失があらわれることがある。
・高齢の方は転倒の危険がある。
・体重が増える
・腎臓が悪い方・透析をうけている方・心臓が悪い方・妊娠中または授乳中の方は必ず相談すること
・他に服用している薬がある場合は必ず伝える。
・アルコールは薬の作用を強めるので注意。
・自分の判断で服用を中止したり、服用量や回数を変更しない。
・服用を急に中止すると、頭痛や下痢があらわれる場合がある。
・服用をやめるときは、1週間以上かけて徐々に量を減らす。
こんなに注意書きがあると怖いですね。
この『リリカ』、神経の痛みに対する薬で、一定期間服用することで効果を発揮するようです。
手術するのは怖いけど、この『リリカ』を飲むのもなんか怖い。
でも、現状の頸から右手までの状況を考えると、飲んだほうが良いような気もする。
現在はきちんと服用しています。
気にしている『副作用』に関しては、今の所出ていないように感じます。
ただ、気になるのが『体重が増える』という事。
体重を減らそうとしている時なので、困りますね。
リハビリ(頸の牽引)と『リリカ』で2週間様子見です。
その後は・・・・・・・、その時に考えるようです。