先週、生まれて初めて大学病院で診察してもらい、1週間の経過観察を言われました。
1週間後に現状維持もしくは悪化してるようなら『手術』という判断をしよう、ということでした。
1週間様子をみましたが、私の感覚では『緩やかに下降線』でした。
しびれは当然のことながらとれることはなく、先週土曜日からは右手の手のひら側が少し腫れてきました。『頸椎椎間板ヘルニアで手のひらが腫れるんかなぁ?ちょうどしびれてる箇所が腫れてるから何らかの関連はあるように思うけど・・・・』と、現状認識をしていました。
今週に入り、いよいよ診察日が近づいてきたので、『手術する』という腹を括らんとなぁ、と思って覚悟を決めようとしていたら、母親から電話がかかってきました。
「大腸癌が見つかった。19日に家族を呼んでくれと言われてるから来て欲しい」
と。
以前のブログでも書きましたが、私は親と折り合いが悪いんです。
そこにもってきて急に来てくれと言われても、こっちも手術を控えてるのに、とまぁ、いろいろ考えることがありまして、つれない返事をしたんです。
「俺ももしかしたら来週は手術するかもしれんから、弟に頼んでくれ」
「それが嫌やったら13日に診察があるから、返事はそれまで待ってくれ」
と説明しますが、母親は自分の言いたいことは言うが、私の言うことは聞きません。
「ほんなら私一人で聞いてくるわ」
と一方的に言って電話を切られました。
私も頭に血が上っていたので、後味の悪い電話でした。それが月曜の夜。
翌日、嫁に母親の事をLINEしたら、嫁のところにも電話があったようで、嫁から責められました。「そらあんたが行かなアカンやろ」と。
そんな状態で今日、大学病院にて診察をしてもらいました。
右腕の握力が若干減っていて16kg⇒14kgでした。
それで私から『手術』をお願いしました。
日にちに関しては、私から「19日は外してもらいたい」旨を医師に伝え、スケジュールを決めました。
連休があるのと、学会があるのとで、4月は手術はいっぱいなので、5月10日はどうでしょう?との事でしたので、その日にお願いしました。(もし母親の手術日とかぶるようなら変更をしてもいいか確認したら、いいですよと快く応じてもらえました)
手術方法についても説明がありました。
以下、医師の説明
3通りの方法があります。
①問題になっている椎間板を取り除き、上下の骨をプレートで固定する方法。
これは以前から用いられてる方法なので確実性がある。ただ、びだくんの場合、その上の椎間板の方がひどい状況(MRI画像で見るとね)なので、プレートで固定したら、その上の椎間板は確実に飛び出てしまいます。
②首の後方を切って、神経などを除けて椎間板を除去する方法
③問題になっている椎間板を取り除き、取り除いた所に人工椎間板を入れる方法。
この方法は、欧米では10年ほどの実績があるが、日本ではまだ2,3年ほどしか実績がありません。しかし、首の動きは手術前と遜色ないようになるし、その上の椎間板に対しても良い術式だと思います。この術式は『大学病院』でしか認められていません。
という説明があり、即決で③の人工椎間板のやつで、とお願いしました。
どの術式でも入院期間は1週間程度です、とのこと。期間が短くて嬉しい!
手術方法まで決まりましたので、術前検査を4月27日に受けてくださいと言われ、その日にいろいろと検査をすることになりました。その検査の中に『MRI』が含まれていました。医師に確認したら、
「いただいたMRI画像で見ると、症状と合致しないもしくはそれほど酷い症状が出ている画像になっていない。もう少し解像度の高いMRI画像を撮って、確実に頸椎椎間板ヘルニアである、という確証を得てから手術しましょう」
とのことでした。
他に『心電図』、『検体検査』等をするようです。
一つ一つ丁寧にこちらの質問に答えてくれるので、非常に良い印象を持ちました。
帰りに『入院予約の手続き』をして帰りました。
これでほぼ『手術』は確定ですが、27日の『MRI検査』で覆る可能性は残っています。
とりあえず『手術』までの日取りが決まったので、ちょっとホッとしています。