今日は久しぶりに大阪本社に出勤しました。
緊急事態宣言が出てるので、人出は少なくなっているかな?と思いながら、電車に乗りましたが、人出はあまり減っていないように感じました。
朝のラッシュ時間帯を少しずらして、遅めの出勤でしたが、そこそこの乗客。
車内は静かだったので、良かったですが、咳やくしゃみ、鼻水を啜るという行為はためらわれましたし、咳やくしゃみをしている人がいると、ちょっと構えてしまいますね。
会社に久しぶりに行くと、いろんな人から声をかけられます。
珍しい顔を見ると、必ず声をかけてくる、『人懐っこい関西人』の集まりの我社。
本来の目的を果たすまでに、たいてい1時間はかかります。
今日は珍しく、総務のお局さんが話をしにきて、1時間ほど話し込みました。
私は労働組合の役員もしているので、そのへんの訴えや愚痴など多岐にわたる話に、私の頭がなかなか追いつきません。お局さんは頭がきれるので、話の展開が早いのです。
ようやく話を切り上げると、次は営業の同期が仕事の話をしにきて、これもまた1時間ほど情報交換。『かなりの情報を伝えたんやから、営業活動を頼むで』という気持ちで話を切り上げました。
ようやく本来の目的の事務処理に取り掛かり、昼になったので帰ろうとすると、資格に関する部署の女子社員Yさんが走ってきて、
「この間の技術士1次試験合格のお祝いに、お昼ごはんをご馳走します」
と言ってくれました。(彼女は中国出身なので、中国訛り。そこがかわいらしい)
カレーをご馳走してくれる、とのことなので喫茶店に行くのかな、と思ったらインド料理の店に連れて行ってくれました。
やはり新型コロナウイルスの影響なのか、店内に客は1人もおらず、飲食店の苦悩を垣間見ます。
私は日替わりランチで、ほうれん草とマトンのカレー。
Yさんは同じく日替わりランチで野菜カレーを頼みました。
中国訛りのYさんと店員のインドの方の会話は楽しかったです。
日本語以外は発音が良いので、私にはなかなか聞き取るのが難しかったです。
私の頼んだランチはこちら。
ナンが大きくて、食べるのに必死!!
また、大きいので大味なのかと思ったら、とても美味しい。
ほうれん草とマトンのカレーも非常に美味。
コクが合って、ほうれん草も程よく感じるし、マトンの美味しさも相まって、とても仕上がった味でした。
ナンとの相性も非常に良くて、満足でした。
Yさんは、社内では黙々と自分に任された仕事をこなしていますが、私と二人っきりになると、少し弱音が出てきます。
私は話を聞いてあげることしか出来ませんが、ガス抜きをすると彼女は少しスッキリした顔をしていました。
最後の方では
「びだくんさんの合格祝いなのに私の話ばっかりしてしまった」
と言っていましたが、それでいいんです。
話すことで気持ちが落ち着くなら、いくらでも話は聞く、という旨を伝えました。
食後に店員さんが
「カレーはどうでしたか?」
と聞いてきたので、
「美味しかった」
というのを、熱っぽく語ったら、半分以上分からなかったみたいで、店員さんは終始愛想笑い。
こうして、後輩から祝福されるととても嬉しいですね。
いい後輩を持ったもんだ、と独りごちていた1日でした。